悲しみの詩

答え

その多くは　もしくはそのすべてが“死”というものであり、
解を得た途端に　過程=生はそれを終わりと成す

心が耐え切れないのは　生きたからである

闇の中　備えるものもなく　恐怖のみを抱えながらも
変化を求め　勇敢に踏み出した一歩が　小さな石ころにつまずき
顔でその地の強靭さを身を以て知った結果である

誰も知りうることがないだろう
私の抱える恐怖を　私の深みを　私の知を
誰も理解できないだろう
私の歩んできた人生の意味を
誰も知ることなしに　終わってしまうのだろう　あゝ儚き我が心よ
皆　同じ苦しみを抱え生きているのだ

思い切り　泣くのだ
地獄に聞こえるが如く　大きな声で
地獄の池を作るが如く　真っ赤な涙を流すのだ
そして　すべてを捨て　地の底へ行け
それでこそ　涙を流す意味があるのだ
それこそが　真の強さを得る　唯一の方法なのだ

悲しみなど　知ることはできない