「目的」と「目標」のちがい
ワーママはるさんのセミナー
「人生を主体的に生きる!ワーママライフの足し算引き算」
に参加した際にハッとしたことの一つ
「目的」と「目標」を明確にできていますか?
を今日は考えていきます。
そもそも「目的」と「目標」の違いとは
下図がわかりやすいです。
(画像はサンクチュアリ出版さんHPよりお借りしています。)
目先のあれこれについ注力しがちですが、もっと俯瞰する視点にたって
「これは何のためにやっているのだろう?」という視点が重要です。
具体的な目標よりも前に、その土台となる人生の目的を自分で持っていないと、漠然とした不安ばかりが増えていきます。
「自分の生きる人生」=「志」
「何をするのか」よりも先に「どんな人間になるのか」。このことが決まっているかどうかで、幸せになれるかどうかも決まるのです。
「自分の生きる目的」のことを「志」といいます。
「志を立てて以て万物の源と為す」(吉田松陰)の教えどおり、まず最初に志があって、その志を果たすために何をするかと考える。つまり目標を決める。そうすることで初めて、「夢や目標を達成する人生」が「幸せの人生」に結びついていきます。
「書斎の鍵」 喜多川泰著より引用
自分の人生の「目的」が決まっていれば、たとえ「目標」が変わっても、違う目標から目的を目指せばよいのです。自分なんて意味がないと、自分を落ち込むことはありません。
読書も読む前の課題設定が重要
読書術の本を何冊か読んでいて気付いたのですが、読書の内容を自分に落とし込むにはまず、「なぜこの本を読むのか?」「この本から得たいことは何か?」という問いをしっかりと立ててから読むことが内容理解を深めるには重要です。
問いを立ててキーワードを抽出しておくことでカラーバス効果が働き、重要な個所が目に入りやすくなり読書効率があがるからです。
カラーバス効果
ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果
ただ流し読みするよりも、
目的=何のために読むのか
目標=そのためのキーワード
を明確にして読書した方が自分の実になることは自明ですよね。
最近読んだ読書術の本でオススメなのは下記です。
レバレッジリーディング、キーワード読書術、知識を操る読書術
ライフオーガナイズの考えも同じ
片づけの手法として最近注目されているライフオーガナイズも同様です。
ライフオーガナイズとは
ライフオーガナイザーが実践する、物や空間だけではなく、暮らし・人生を最適化する考え方と手法の総称
どんなに綺麗で整っていてモデルルームのようなお部屋でも、それを維持するために毎日窮屈な思いをするのでは本末転倒です。
インスタで素敵なお部屋や収納方法を見て取り入れてみても、なぜかしっくりこない、逆に散らかるということがあります。
それはなぜかというと、ライフスタイルも趣味趣向も十人十色なので、万人にとって片付いた部屋というのはないからです。
目的=片づけてどんな毎日にしたいか
ex) 家族の健康のためにこまめに掃除がしたい
目標=そのためにココとココをもっと使いやすくしよう
ex) 床にモノを置かないようにして掃除機をかけやすくしよう!
片付けも結局、思考の整理をして目的を明確にすることが重要なのだということを知りました。
「しなやかに生きる心の片づけ」という本がはるさんのセミナーでも参考文献として挙げられていておすすめです。
余談ですが、ライフオーガナイズに興味がわいたので、ライフオーガナイザー2級を取得しました。本職の延長線上の資格なので、いずれは1級を取得してお仕事したいなとも思っています。
自分をラベリングしてみる
私の人生の目的は、「家族みんなが笑顔で健康に過ごす」こと。
そのためには、「自分が笑顔でいること」が最重要だと考えています。
特に子どもには「お母さんって笑顔が印象的で、一緒にいると安心できる」と思われたい。
「俯瞰した視点を持ち、バランス力に長け、冷静に物事を判断できる知識を持つ人になること」を目標にこれからの人生を考えていきたいです。
学ぶ時間が必要なので、手帳をうまく使って自分の人生をコントロール出来るようになり自己効力感を上げていきたいです。
おわりに
私は冒頭のセミナーに参加して、自分がなぜ毎日漠然とした不安に駆られて、あれもこれも手を出しては続かなかったのかという理由に気づきました。目的を明確にしないまま、フラッグ(目標)だけを追いかけていたからです。でもこの「目的」を見つけるのって難しい。この記事を書くことでやっと少し見えてきました。やりたいこと100個リストなどでもっと自分の内心を可視化していく必要があるなと改めて感じていることです。
やっぱりアウトプットって重要ですね。
取り留めもない文章になってしまいました。読んでいただきありがとうございます。
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