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いまここに とおりかかり いまここに ひとひら ゆきのふる そらのした わたしのいる そらのした ぐうぜんのひつようの ひつようのぐうぜんの あいのある そらのした こちらは、 絵本詩集「かぜのえはがき」の 最後のページの絵はがきです。 本には絵だけを載せていますが、 2017年12月に、 こんな詩を書いて、 描いていました。 今年の始まり、 私にとって12月は、 はるか遠く… 何も見えませんでした。 笑う、泣く、話す、 座る、飲む、眺める、 拾う、聞く、会う、 編
かなしさ ひとつ さびしさ ひとつ せつなさ ひとつ いつか 花に 変わるまで ひとつ ひとつ みじかい ながい じかんを かけて ひとつ ひとつ 花にして ゆきます いつか 持ちきれなくなった日 それは 美しい花束に 君にわたせる日には やさしい花束に (人間は つくりだす つくりすぎる 花に変えようのない かなしみを) ……………………………… 2022年4月の絵はがきを描いた時も、 花に変えようのないかなしみが、 日々つくり出されていました。 それは、
空に うかびます わたしを地上に おいて ふわり 地上のわたし いま すこしのあいだ ぬけがら です いま すこしのあいだ だしゅつ しています いま すこしのあいだ れんらく とれません ふわり わたしを とおく はなれて ふわり ふわり いま すこしのあいだ 地上のわたし わたしになるため 空におります 2020年頃から2022年頃に描いた 約3年分の絵はがきと詩が、 一冊の本になっています。 絵本詩集「かぜのえはがき」 もしもご興味わきましたら… 毎月の