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弘法大師さま1250歳の誕生日!高野山へ特別参拝⭐️1日目

6/15は弘法大師様の1250歳の誕生日✨

空海。人生で一度は聞いたことがある名前なのでは無いでしょうか。

先日、弘法大師さま(空海)のお誕生日をお祝いしに高野山へ行ってきました✨総勢70名で二泊三日の特別参拝+プチ修行体験をしてきました!

主催くださったのは、足立信行さん率いる涓塵会!※
魂を込めて参拝を企画してくださりました。

というのも、高野山は、足立信行さん(以下 信行さん)が出家・修行をした場でもあり、1250歳の誕生日の次は、1300歳と50年も先。貴重な日に向けて、半年ほど前から準備を進めてくださりました。

今回は、その内容と感想を共有させていただきます^^


【1日目】 橋本真人先生・足立信行先生による講義


13時に地蔵院に集合をし、みんなで挨拶をして早速学びの時間♪
高野山高校の校長・阿闍梨 橋本真人先生より
「一生使える弘法大師空海の思想」
株式会社T Sousai代表取締役・阿闍梨 足立信行先生より
「人生を変える三つの智慧」
こちらの講義をいただきました。

橋本真人先生の講義

橋本真人先生

【縁起について】

仏教・密教の根底に眠る「縁起」のお話。
・すべての物事は縁(出会い)によって起こる。
・この世界の一切の物事には、必ずそれ相当の原因があることを認識する
このお話をいただきました。

「縁」:条件 「因」:原因(自分)
この二つから結果が生まれること。
そして、縁は一度しか来ないこと。これが一期一会です。

橋本先生

ここで大切なことは、”すべては繋がっている”と謙虚に考えること

一つの例え話をいただきました。
「坐」この漢字では「土」は人の姿を表しているそうです。
では、肩のあたりにある「ふたつの人」は何を示すか、これは父と母を示しているそうです。

「坐」 土:自身 人人:父・母
”人は死んだら座れない。父母に授かった命。
座った時に、今の自分は父と母がいてあると思い出すことで謙虚になれる”

橋本先生
「坐」の話の様子

【密教とは直感・感覚的なものである】

空海が中国で密教を学び、紀伊国事の報告文に、
「密蔵翰墨(みつぞうかんぼく)に載せ難し・・・」とあります。
本来、密教の真髄は言葉や文字であらわすことが難しく、むしろ感覚的、直感的に理解する必要があるということです。

橋本先生

先生のお話はとても面白くて、そして力強ったです。
まっすぐに、胸の底まで突き刺さり、すっと馴染むような感覚がありました。とにかく、エネルギーで溢れ、まっずぐに、仏教の基本的な考え方をお伝えしていただきました。

「密教」の教えは、暮らしを豊かにする”考え方”であり、
宗教というよりは、教え?に近いなと感じました。
ひとつひとつの教えに、意味・ロジックがあり、これが「智慧」なのだと。

自分自身に向き合い、謙虚に、万物に感謝をして、これからも生きていきたい。日々、修行を積んでいきたいと思う時間となりました。

足立信行先生の講義の様子

信行さんからは、「人生を変える密教の三つの智慧」をテーマに講義をいただきました。

足立信行先生

密教とは何か?

ラジオ=密教。”受信”するもの、秘密にしてあるもの

足立先生

弘法大師様のおしえをきくラジオに
仏様が何かのメッセージを送ろうとしている。
それをキャッチするための瞑想が密教であると信行先生はおっしゃります。

大切なのは「観察」すること。
”観す”と書いて、”しめす”と読む。

法身説法・・・気づきの力こそが人生を変える
いま、ここ、自分のために、仏様が説いてると考えることが密教なのだそうです。

“4つのき”
今回のプログラムを充実したものにするべく、信行さんより4つのきの説明もいただきました。

「気」 パワースポット・聖地
「期」 運気の高い日・良いタイミング
「企」 正式なお参り・案内人(要法・要量を守)
「機」 ツボ(プログラム)

正しい時に、正しいプログラムで、正しい方法で、良い場所へ。

これが信行さんのモットー。そして、密教の教えでもある、ただ話を聞いて満足するのではなく、情報を取って、自分なりに解釈をすること、学びとすることが大切である、というお言葉を初めにいただきました。

雑草という名前の草がないように雑念という念はない
感じ取ること全てがメッセージ
だからいま・ここにゆだねる

信行先生の話はいつもとっても面白い!!みんな笑顔でした^^

夕ご飯は精進料理!

おいしい・・・・!ご飯おかわりしまくりでした^^
ごえんのいちごのグミも!

精進料理は、肉やお魚が一切使われていない料理。
しかし、そうは思えないくらい、バラエティとボリュームのあるご飯をいただきました✨宿坊にいらっしゃるお坊さんが、ご飯のおかわりもしてくださいます。みんなで横一列で食べる夕ご飯。とても楽しかったです!

明日は1日外にでるので、体力を蓄えるためにもすぐに寝たいと思います✨
次は二日目の様子を投稿します^^


涓塵会(けんじんかい)
”仏教の智慧を、暮らしに生かす”

涓塵会(けんじんかい)の「涓」は、「水のしずく」、「水滴」という意味です。「塵」は、ちりや砂のような「小さい粒」という意味です。
涓塵とは、水滴や粒のような小さな存在を意味します。
同時に、水が集まると川にも海にもなるように、粒も集まると丘にも山にもなるように、ひとりひとりの力が集まって大きな存在になることも意味しています。
涓塵会は、もしかすると小さな小さな水であり塵であるかもしれない私達が、学び続け、実践し続け、何かを伝え続けることで、我が国や社会が少しづつ良くなっていくための会です。
共に学び、共に気付き、共に行い、共に伝え、少しでも日本を良くしていきましょう。
涓塵会はそのような共に学び、共に実践していく会です。

涓塵会HPより

公式HP:https://t-sousai.co.jp/event/ 
公式FBグループ:https://www.facebook.com/groups/1164891770606268/

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