みんなでまちづくり#17
2022年8月18日にのぼりんにて開催されたまちづくり講座。
今回は、今年の6月に赴任したばかりの登別地域おこし協力隊員 美黄孝善さんをお招きして開催しました。
登別では、地域おこし協力隊員の赴任は久々ですし、今年から数年にわたり力をいれ取り組む施策のようです。
多彩な人が移住し地域の中で活動する地域おこし協力隊には、地域づくりへの担い手として期待があります。登別では今後受け入れ数を毎年確保する予定にあり、のぼりんにとって注目しない手はありません。
そんなわけで、赴任早々の美黄さんに無理を言って、これまでやってきたことやこれから登別でやっていきたいことを語ってください、と依頼。今回の「まちや暮らしに関するコンテンツづくり、その考え方」という企画がになったのでした。
ちなみに、美黄さんの経歴をちょっぴりご紹介…
ソウル出身
立命館大学経済学修士
韓国でデジタルマンガを最初に売り込んだ人
料理のシェフ
ん…、少し聞いただけでとっても多彩な方。
どんなお話しが伺えるか楽しみは膨らみます。
そして、迎えた当日。
・・・
冒頭から、あまりに深い問いを立てていただき、講座スタート。
幼少期から今に至るまで、この問いに向き合い、
〇 「死」というキーワードは、捉えて離さない力があること。
〇 これらの問いに対して、雑誌や映画、小説や漫画、音楽にゲームなど多彩なコンテンツが、幼少期から様々な解釈をもたらす助けになってきたこと。
〇「死」を取り扱う作品は、圧倒的に多いこと!(確かに!)
美黄さんの視点がおもしろかった。
確かに、神話やSF(サイエンス・フィクション)に代表されるような「未来」や「宇宙」「人類」といった広大なスケールでの捉えは奥の深い美黄ワールドでした。
まちづくりは暮らすという人の営みがあってはじめて形づくられるものだから、ともすると身の回りのコンパクトなスケールで捉えがちになっている自分に気がつきました。自分枠だけでなく人類枠など広いスケールで問いかけ、その先で見えてくるものが、これから大きく変化していく社会には必要だなぁと思ったりもしました。
最後の締めくくりでは、美黄哲学を背景にした「まちづくり」の考え方を「コンテンツの作り方」や「要素」にまとめ、平たく解説してくださいました。
本当にごく一部を抜粋…
つい、比較してしまったり、意識過剰に手をかけすぎてしまう筆者には、一言一言なるほどなぁ…と唸る場面ばかり。
さて、たくさんのことを教えてくださった美黄さんですが、ご自身のこれからの展望に向けまず手始めに行うのが、韓国料理や韓国語を楽しむ「エイリアンクラブ」の立ち上げとコミュニティづくりだそうです。
最初の入り口に「楽しい」をベースにした活動を計画されています✨
地域おこし協力隊員の任期は3年。任期後も見据えた動きもされて行かれることと思います。
美黄さんの活動に興味のある方は、是非エイリアンクラブへのご加入を✨
のぼりんでも活動を応援していきます!🚩
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