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はじまり


最初の記憶

「Miiちゃんこっち!!」私の数メートル先にはお父さんとお母さんが両手を広げて、私に呼び掛けている。行きたいけど行けない。もう少し待って。そう思いながら私は足を頑張って動かした。そう、私の一番最初の記憶は自分が初めて歩いた日の出来事である。

私はお父さんとお母さんにとって初めての子ども、1991年11月長女として産まれた。そして今年2021年11月で30歳になる今、自分の人生を忘れないように残しておきたいと思い綴っている。マイペースで不器用で少し変わっているどこにでもいる女性の物語だ。そしていつか、現在にこの物語が追いついた時、現在進行形でMiiマニアを更新していく。思い出日記のような成長記録のようなものにしたい。

今もそうだけど小さい頃、本当によく泣く子どもだった。赤ちゃんの頃は抱っこしないと寝ない子で、布団におくとすぐ泣いてしまい、ご飯は少食で全然食べない。この頃から手のかかる赤ちゃんだったみたい。

家族旅行

「はい!チーズ!!✌」パシャと写真を撮るとともに“バッシャーン”。コーラジューチュ落としちゃった。これが海外へ行った時の家族旅行、最初の記憶。このコーラを落としちゃったのはグアムかハワイのどっちか。海外はMサイズでも日本に比べて大きい。私はジュースを持ちたくてわがまま言って持たせてもらったのに、あまりの重さに耐えられなくて落としてしまった。写真撮るまではプルプル震えながら頑張って持ってたよ。耐えた感触を今も覚えてる。半分以上減ってしまったジュース。。怒られるーーと思ったけどその時のお父さんとお母さんはあらまぁと笑ってた。私は驚いて泣いてしまった気がする。(笑)

もう一つ“バッシャーン”。これはプールにいるお父さんに向かって飛び込んだ音。これもグアムかハワイのどちらかであった出来事。私は小さい頃からスイミングを習っていたので水は怖くなくて、ヘルパーを装着すればもう心は無敵だった。お父さんに向かって飛び込んで、プールサイドにいるお母さんに向かって笑顔を向けた。これがお父さんとの一番最初の2ショットの記憶。この時撮った写真は今も実家に飾られている。怖がりの私でも水を怖がらず泳げるようになり、小さい頃からスイミングを習わせてくれてありがとうと思う出来事の1つだ。

幼馴染

私は社宅に住んでいたこともあり、社宅同士の子と遊んだ。社宅の土地の中には小さな砂場と小さな滑り台がありよく夕方まで遊んでた。現在でも家族絡みで仲が良く、年に2回会っている。4つの家族と仲良しだがそのうちのRくんは私と同い年で、砂場で遊んでRくんはよく砂を食べていたのが印象的。それがRくんと最初の思い出。幼馴染でよく恋愛感情になるとかあるけれど、私は全然ならなかった(笑)



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