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突然帰りたくなった

久しぶりに寝込んでしまった。
ここしばらく喉の痛みがあり、咳が出る、そしてそれがやけにしつこいなと思っていた。
腰も痛くて、疲れ気味なのはわかっていて、この不調は何なのだろう?と思っていて、昨日職場で仕事が一段落したところで、突然帰りたくなったのだ。幸いお客様もこないと思われるような天候だし、その後の段取りを告げて、「帰ります」と言った。「はい、お疲れ様です」と当たり前のような返事が返ってきて、ホッとする。
駐車場に向かいながら、今からなら、2時の上映時間に間に合う・・・行くか?いや、今日はその気分ではないから、とりあえずサンドイッチでも買って帰って食べよう・・・とコンビニに入るが、その頃にはどっと疲れが押し寄せてきて、食べたら寝ようと思う。
お腹は空いていたし、サンドイッチを食べてはいるけれど、あまり味合う余裕はなかった。横になりたかった・・・夫に連絡して、夕食は弁当でも食べてと言って、布団に入る。
頭痛と悪寒。目を閉じてじっとしているといつの間にか眠っていて、咳が出て目が覚め、枕元の水を飲む。ゆっくりと階段を降り、トイレにも行き、帰って来た夫に声をかけてまた寝る。

今日は母と出かけるはずだったが、それもキャンセルして、夫が仕事に行った後はまた布団に戻る。

夫は「今日はめんどくさかったら弁当はええぞ」と気遣うように言ってくれた。素直にありがとうと言えばいいのに
「めんどくさいんじゃなくて、無理や」としゃがれた声で返事する。

今朝、目が見えることに、耳が聞こえることに、息ができることに、そんな当たり前のこの体が常に正常を保つために多くの細胞たちが働いてくれていることに感謝した。自分の体の状態を確かめるためにゴミを出しに行って、風のささやき、緑の美しさ、しっとりした雨の優しさに感謝した。まだ、十分だと言えない感覚があり、また布団に入る。

それにしても昨日、突然帰りたくなったことと、それに従った自分に驚いた。
そしてそれは正解だった。

冬の間、週3日勤務だったものが、5日に戻った。私にとって、週4日の休みは夢のように楽しい日々だったし、ゆっくりとのんびり過ごすことができていた。それが元通りになって、お給料は増えるし、それはそれでいいのだけれど、やりたいことが十分にできていない気がする、それで、免疫力が落ちたのかもしれない。

窓から入る風が心地いい。
書くことは好きなのに、noteの更新も全くできていない。
職場に入ってきた新人さんは、オーナーの経営者としての資質を全く否定して、私が休んでいた翌日に開口一番
「やめようかと思って」と言った。オーナーにはまだ言ってないらしく、その後も何とか来てくれている。接客が上手で、機転が効き、私たちの苦手なネット上の操作を難なくやってのける。だからオーナーは彼女を起用したのだろう。その彼女とオーナーとの間に立っての些細な食い違いを少しでもなくす努力が私には必要になって来た。そのストレスもあるのかもしれない。

もう一度、自分の立場とやるべきこと、しなくてもいいことの線引きが必要なのだ。これから先新しい人が入って来た時に、このままの体制では誰も続かないだろう。

私はただのパートのおばちゃんなんだから!!
そうよ、前の職場なら、家に帰ってまで仕事のこと考えなくてもよかった。。

書き始めたら、どんどん不満が湧いてくるのでもうやめます

読んでいただきありがとうございます✨

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