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言いたいことを言ってはいけないと思っていた。

😊ミーバーです。

母の日に長女からもらった鉢植えを狭い庭に植えたので、毎日水やりをするようになりました🌈

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幸せだなーって思う日々、小さな体の不調があると、何故そうなったのか、自分に嫌な思いをさせる人がいたら、何故私はそれが嫌なのか、相手はなぜ私にそういう事をするのか、それがどうして私におきているのか、考えるようにしています。

最近、幼い頃の出来事が今の自分に影響を与えていると知りました。

その時、思い出したのは、私が小学生の頃の事でした。

両親がよく口喧嘩をしていたのですが、それが始まるといつも母が泣くのです。家は天理教を信仰していて、神様は人間が陽気暮らしをして、楽しむ様子を見て共に楽しみたいと考えて人間を創られたと聞いています。それなのに、目の前の両親は喧嘩ばかりしている、どうしてなんだろう?と、私は耐えられなくて、父に訴えました。

そうしたら、父は、

「喧嘩しているのではない、お母さんが、不足を言うてるだけや」

と言いました。私は多分、それが納得いかなくて、反論したのだと思うのですが、結局、私の言った事は聞き入れられず、両親の喧嘩は相変わらず、続いていました。

いつしか私は

こんな家、出て行きたい!

と思うようになったのです。それほどその時の重苦しい空気と、母が泣いているのをみるのが嫌だったのでしょう。

18歳の時、たまたま目の前に現れた今の夫と20歳で結婚したのです。

夫には申し訳ないけれど、誰でもよかった、ただ、あの家を出たかった。この人なら、一緒にいて楽しそうだと思ったから、選ぶとか迷うとかは一切なく、求婚されて、はい、と。

ところが一緒に暮らしてみると、夫の嫌なところが次々に見えてきて、私の心は不満でいっぱいでした。天理教の家に生まれて、小さい頃から、6時半のあさづとめに起こされ、訳もわからないのに徳を積めと言われ、夫を立てる、親には素直と教えられ、それを守ろうとして、不満があっても口に出さず、溜め込んだ不満が時たま爆発して、母のように泣きながら夫を責めることもありました。いつも喧嘩をしていた両親を見てきたから、その後子供を授かっても子供の前では絶対に喧嘩をしないと決めていました。だから、夫に直接文句は言わなかったものの、顔で笑って心で怒ってという腹黒い人間でした。

言いたいことを言わない、それは私の中では、当たり前で、それでまわりがうまく行くならいいんだと思っていました。

でも、それでいいはずはありません!私の中に溜まっていた不平不満がいつしか私をどん底へと導いていったのでした。

その事はここでは書きませんが、落ちるところまで落ちて、やっと気づいたのは、全部人のせいにしていたという事でした。

その後、わたしは心を入れ替え(笑)いろんな本を読み、どうしたら幸せになれるのかを追求していきました。

感謝するとか、徳を積むと言う事はどこでも言われますが、自分を愛すると言うことは教えられなかった。その頃の時代背景や地域性もあるのかもしれませんが、今でこそ、自分へのご褒美とか、自分の気持ちを大事にしましょうと言うのはよく聞きますが、自分よりは周りに気を配るのが一番だと教えられていたので、自分の事はいつも後回しでした。

幸せになるためにはまず自分を幸せにしてあげなさいって、本に書いてあり、また言葉が大事、言った通りの事が起きる、思考は現実化すると言う事も実際にその通りだという体験もしました。

どん底まで落ちないとわからなかったから、落ちたんだけど、それが周りから見たら夫が全て悪いように見えるのですが、私のマイナスの思考が現実をどんどん良くない方向に引き寄せていたのです。

幼い頃の、言いたいこと言ってはいけない、どうせ聞いてもらえない。と言う思い込み。これが潜在意識の奥底にあったことにやっと気づいた今です。

母の事が大好きで、母を泣かせる父が大嫌いだった。あの頃確かに私は辛かったけれど、母の辛さはどれほどだっただろう、それなのに、実家に帰るたびに母に夫やお姑さんのぐちを言い、生活はいつもギリギリで、借金があるのに稼いだお金を全部自分の遊びに使ってしまう夫に我慢ならなくて、それは全て夫が悪く、その夫を育てたお姑さんが悪いと決めつけ、自分のやり方を改めようともしなかった私。そんな時いつも助けてくれたのは母であり、また父も天理教の法律相談の先生に話して、我が家の苦境を解決に導いてくれました。

その後、父に対する反感はなくなり、幼い頃の自分の気持ちなど忘れていたのですが、あの時の辛かった私の思いがその頃の家の中の居間の様子と共に思い出され、泣けてきました。あの頃、事あるごとに繰り返される両親の喧嘩が嫌でたまらなかった、そして、母の不満を聞き入れて一緒に考えようともしない父の態度が許せなくて、訴えた私の言葉さえも聞いてくれなかった父。あの時の私の気持ちを思い出して、私が聞いてあげる。辛かったね、よく辛抱したねって。

心に浮かんでも口に出さずに飲み込んでしまうことってありますか?

時と場合によってはそれは必要なこともあるのでしょうけれど、思ったことを口に出すというのは、自分を大切にすることでもあると思います。

5次元の世界を想像した事がありますか?

思った事がすぐに相手にわかってしまうから嘘はつけない!!

だとしたら、正直にいうのが当たり前。今から訓練しておきましょう(笑)

私が言いたいことを言うようになったら、夫もなんでも言うようになりました。面白いのは、トイレの便座を開けておけって言うのです。何十年も一緒にいて、そんな事言ったことがなかったのに、言うから、私はそれはおかしいやろ!と反論したのですが、平行線なので、夫がいる時だけは開けておくことにしました🤣

読んでいただきありがとうございます✨

ミーバーでした(๑>◡<๑)



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