見出し画像

二度目の迷子猫事件②

すぐに、以前お世話になった探偵さんに連絡を取りました。

「今、別の捜索をしているからすぐにいくことはできない」とのことで、アドバイスを受けて実施しました。

・使っているケージをベランダに出し、ご飯を食べてもらう
・てんちゃんのにおいがするものをベランダに出しておく
・ベランダの窓を開けて室内に戻れるようにしておく
といったものでした。

迷子になったその日の深夜、ベランダに設置したカメラにてんちゃんの姿が写りました。てんちゃんとお母さんの匂いが染みついた毛布の匂いを嗅いで、また出ていってしまいました。

またベランダに戻ってきてくれることを願いつつ、迷子3日目には駐車場の溝を通る様子が写りました。


迷子4日目に探偵さんが来て捜索を始めました。

それからカメラにてんちゃんが映ったのは迷子5日目だけ。それ以降は姿を現さなくなってしまい、探偵の捜索でてんちゃんを見つけることはできませんでした。


見つからなくても捜索料金は12万円+交通費を支払いました。

その時に、なんとなく感じた違和感。
「見つからないと言い続ければ、この人の収入は増え続けるのでは?」

こんなことを思うのは探偵さんに申し訳ないとすぐにかき消しました。

それ以降もこの探偵さんにLINEでアドバイスをもらいながら自分で捜索し続け、とうとう1ヶ月も経ってしまいました…。


いま、猫の捕獲に携わってきた私が思うこと。

この探偵さんが相談を受けた時、私に言うべきことは
「今別の捜索をしていてすぐに行けないので、他の探偵事務所へ連絡してください」です。

猫の発見を最優先にしているなら、間違いなくそれ一択。

なぜなら、猫は迷子になってから時間が早いほど近くにいて見つかりやすく、時間が経つほど離れていきます

その習性を知って日にちを伸ばしているということは、ただの『収入源の確保』といえるでしょう。

自分のミスで脱走させてしまったことは重々承知のうえですが、最初に依頼する探偵を間違ってしまったのだと、この対応を振り返って思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?