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ある意味、節目の歳

最近、ひとつ歳をとりました。
私が16歳の時の母の年齢になったのです。

その頃、4つ上の姉が身籠り出産したので
この歳で、母はおばあちゃんになり
私は16歳で叔母になりました。

今の自分に高校生の娘がいて、さらに孫がいるなんて、全然想像がつきません。

姉の妊娠が発覚した時、姉はまだ専門学校に通っていて、2年目の学費を支払ったばかりでした。
しかも、スポーツ系の専門学校だったので、妊婦が単位を取れるわけがなく、その学費はパーになり、父ブチ切れ。

妊娠確定し病院から帰ってきて
「産みたい」と言った姉に対して、母が言ったひと言は今でも覚えています。

「愛だけじゃ、子どもは育たんよ!」

相手もまだ定職についていなかったので、そりゃそう言うだよな、と私も高校生ながらに思っていたのを覚えています。

結局、産むことを許されたのですが、
当時、父はショックで7キロ痩せました笑

母も心労が多かっただろうな。

幸い、私が部活の遠征で北から南までいろんなところに行っていて、母はその応援に付いていく事を父から許されていたので、
"父からの解放"をさせてあげられたのではと思っています。

一人だと、悩み事は自分自身だけに向けられるけど、守るべき家族がいると、自分のことなんかに悩んでられなくなるんだろうな。

どちらが良いとか悪いとかではないと思うけど、無いものねだりも無きにしも非ず。

今の私には、まだ将来に対する覚悟が決まっていません。

考えてもしょうがない事ですけどね。

ちなみに、
気になってちょっと調べてみました。
卵子凍結について。
40代はもうお勧めしないとのこと。

出来ることが減っていくから、
選択できる数が限られてくるから、
その中から選べばいい。

歳をとるということは、迷う数も減っていくということなのかもですね。



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