Test Engineers Meetup #3
■イベントの概要
・ [Test Engineers Meetup]
テーマ: モバイルテスティングについて
■セッション
1.Improve Automation Testing by @emurins
・ QA組織概要 in楽天
scopes:5 services
members:8
skill:QA specialist
mission:自動テスト+マニュアルテスト
今年のテーマ:Make impact
・自動テストについて
→テスト実行スピードの向上のため今年から自動化に着手し始めた
・ボトルネック
1.環境構築が遅い
2.EtoEテストのFBが遅い
3.PCとスマートフォンそれぞれに対するスクリプト作成に時間がかかっていた
・解決策
「モバイルラボ」を作成し解決
◎いつでもだれでも
◎同時にジョブ実行
◎1つのスクリプトでWebサイト実行
→テスト実行時間削減を達成
※「モバイルラボ」の詳細は[ここ]にドキュメントまとまっています。
2.About OpenSTF by @gunta85 @sorccu
・OpenSTFとは
→社内システム(オープンソース:2015)
テスト端末を遠隔操作するもの(デバッグ・自動テストなど)
・導入理由
◎コスト削減
◎中央管理できる
◎使うのが簡単
・オープンソースにした理由
→自分たちが退職しても他で生きるようにした
※ソースコードは[ここ]から確認できます
※当日資料は[ここ]から見ることができます
3.モバイルE2Eテストを継続・改善させるために取り組むKarakuri by Nemoto-san
・モバイルテスティングとは
開発:Unitテストを自動化することを目指している
→見える化してテストを書くモチベーションを下げない工夫をした
QA:GUI Testを自動化することを目指している
・ポイント
◎環境の安定化
◎テストレポートの充実性
◎調査・メンテナンスできる人を増やす
→自動化していく文化も重要
※当日資料は[ここ]から見ることができます
4.サブスクリプション課金の検証について by Yasuda-san
・サブスクリプションとは
→定額制
制限していた機能が利用できるようになる
・OSごとのテスト環境
プラットフォームごとの課金システム利用
→Sandboxアカウント・テストアプリが必要
ios:
・すでにApplleID登録されているメールアドレスはSandbox用のアドレスには利用できない
・定期後続の時間設定はできないため期限を切れるのを待つしかない場合がある
Android:
・Gmailアカウント・利用可能なクレカを用意する必要がある
・課金を実際にしてしまう可能性がある
・初回無料の確認テストが可能(3分間)
→ともに異常系テストに弱い
・ポイントSandboxでのテストは制限が多いためどこで使うべきか考えて実装する必要がある
5.EarlGreyを実運用するために工夫してきたこと by @ichiko_revjune
・EarlGreyとは
→Google製のUIオートメーションフレームワーク
※Appium利用テスト(リリース前実行)とEarlGreyテストの2種
・問題点
1.アニメーションを待つ不便さ(ネット広告のアニメーションまで認知してしまいタイムアウトする場合も)
2.環境は安定動作させる必要がある(通信問題などでたまに失敗する場合も)
→失敗を許容させる
失敗した箇所だけリトライするpluginを作成した
■登壇者情報
Rakuten,Inc / @emurins
Dragon Standard・サイバーエージェント / @gunta85 @sorccu
mercari / Nemoto-san
FiNC/ Yasuda-san
Cookpad Inc. / @ichiko_revjune
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