「流れた死亡説」
抗がん剤の副作用の吐き気やだるさはもうすっかりなくなり、胃の調子もよく、口内炎も消えて、味覚障害はましになってきたので、食欲は戻ってきた。下がっていた白血球も上がってきてるだろうなと体感ではわかるのですが、4クール目を終えて、手の痺れや関節の痛みが取れないのです。
いわゆる神経障害ってやつなのはわかるのですが、回を重ねるごとに強くなる感じ...
目に見えない症状は人にはわかってもらえないのが辛いところだなと思っています。
注射を吸い上げる、打つ。その行為ですら手が震えるのがわかるほど。採血でも同じです。
神経障害は長い人では1年近く続くとは聞きましたが、がんとわかった時、がんのある右側の手が痺れていた私は、これは副作用なのか?まさか再発じゃないだろうな?と時々不安になったりしてしまいます。(神経障害らしい症状は両手両足に出ています)
そんな日々を過ごしていますが、先日職員が何気なく「〇〇さん生きてたんですね。死亡説があったんですよ。生きててよかったです」と言ってきた。めっちゃ笑顔で。
娘達のこともあり、職場には病名を公表していないのです。「がんか?」と言う噂が流れた後、「心臓が悪いらしい」という噂に変わり、「時々休んでいるからもうダメだ。」になり、最終死亡説が流れたと。
しかし、一体どうなっているんだろう。
悪気がないとしても、わざわざ言うか?と思いながらも、「死」と言うワードに敏感になっている私がいます...
数日前の出来事でしたがその日は久しぶりに眠れず。思い出しても悲しい気持ちになりなんだかモヤモヤするのでした...