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もっと大きなものを作りたかったら…~プラレールと息子たち②

こんばんは。育休中のmiiです。

我が家には年末に貰ったプラレールがたくさんあります。

今日もケンカしながらも1歳3歳兄弟は仲よく遊んでいます。私は、そんな息子たちの観察を味わっています。

長男はプラレールを繋げるようになり、ぐるっと一周できるシンプルなコースを作れるようになりました。↓

長男が作ったシンプルなコース

次男は長男の作ってくれたコースを使って遊んだり、数個つないで循環していないコースを作って遊んだりしています。

今回は、プラレールについての長男との先日のやり取りを書きます。

壊すか諦めるか

既に一つ、ぐるっとシンプルコースを作った長男。
「大きなコースを作りたい」と、レールの入った箱に手を伸ばし、別のコースを作り始めました。

ある程度大きなコースが出来たので、
「大きいね!頑張ったね!」
と私がいうと、
「もっともっと大きなコースを作る!」
と言って、レールを伸ばそうとしました。
が、箱はもう空っぽです。

「レールもう無いよ!母さん買ってきて!」

いやいや。笑
すぐに「買ってきて」とか言う幼さが面白いなと思いながら、
「いや、特別な時しか買えないよ。あるもので遊んで」
と私が言うと、
「ぎゃー!買ってきて~!欲しいの~!早く~!」
と怒っていました。

(長男は私がレールと橋げたを隠し持っていることは知りません)

しばらくして落ち着いたところで
「この(ぐるっとシンプル)コースを壊して合体したら?」
と私が提案してみるも、
「いやだ~!壊さない~!」
と却下。
「でも、もうレールが無いから壊さないと大きくならないよ。」
と私が言っても、却下。
しばらく押し問答をしましたが、却下。

もうほっとこうと思って、私が席を立とうとすると、

「壊すよ‥‥」
とぽそりと悲しそうに長男がつぶやきました。

そして、目に涙をためながらシンプルコースを壊し始めました。

(なんだか、私が悪いことをしているみたいな気になる‥‥)

でも、壊したコースのレールを使って、先程の作っていたコースを更に大きくすることが出来ました。

「おお~!大きい!すごい!」
と私が嬉しそうに言うと、なぜか、
「おおき!おおき!」
とはしゃぐ、全く関係のない次男。(ナイス!空気読んだの!?)
まんざらでもなく、照れた笑いの長男。
「ぼくが作ったんだよ!」
と、自信満々の顔になりました。

長男の決断から学んだこと


何か更に大きなものを作りたいなら、今あるものを涙を呑んで壊さないといけない時もある。

今回、長男の決断を見守ることで、長男も、私も貴重な学びを得ることが出来たと思います。
あの場面で私が隠し持っているレールを出してしまったら、長男は、「言えば何とかしてもらえる」としか思わなかったのかもしれません。我ながら良く耐え忍んだ!(自画自賛)

ブロックとかマグフォーマーで遊ぶ時も一緒です。数が限られているものをどう活かして遊ぶかという試行錯誤も子どもたちの発達には大切だと思いました。


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