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家から見上げる小さな空

窓、カーテンの隙間から空を見る。

晴れの日が続いている。秋の、こんなにもいい気候でいい天気の毎日を家で過ごしていると、焦りにも似た感情が湧いてくる。のは、数年前までの話で、今ではまぁ勿体無い気はしてくるものの、いい天気の日なんて一年のうちにいくらでもあるし、秋はまた来年も来るし、と割り切れるようになったのは、多分悪いことではないだろう。

10月が終わる。私の10月、知りませんか?
と聞いて周りたいくらいには、お子たちの看病に追われていたし、ついでに自分もしっかり罹ってフィニッシュしてしまった。

今年の4月に息子が入園してもちろん覚悟はしていた。うんうん、息子、この半年間でめちゃくちゃ風邪をひいている。そしてたまに娘にもうつる。そしてたまに私にもうつる。今回は家族全員、一家全滅。はぁ、一家全滅は覚悟していなかった…。

これを持って私の恐るべきランキング上位に堂々とインフルエンザが君臨した。

小学生の頃に罹ったことがあったような?というくらいの記憶で、罹ったら嫌だよね〜くらいにしか思っていなかった。

いやいや絶対に金輪際、罹りたくないですさようなら二度と家の敷居を跨いでくれるなの気持ち。

その時の体調や体質なども関係するのか、人によって症状も重さも違うようだが、今回のわたしには異常な痛み苦しみだった。インフルエンザ前に息子と娘が入れ違いに一週間ずつ寝込むという看病生活を送っていた為、私もほとんど外に出られず、体力免疫など落ちていたのかもしれない。

頭が割れそうに痛い、体の中が全て気持ち悪く、立ち上がれない、息も苦しい、もうだめだ、救急車を呼んでくれー!!!と思ったが、夫が買ってきてくれた薬とみかんでなんとか度重なるピークを越えることができた。

夫は症状がそこまで強くなかったのと、夫婦でのピークのタイミングが交互だったので、交代で(と言ってもほぼ夫がしてくれていたが)家事育児をしながら養生できたのが不幸中の幸いだった。

みんな熱も下がり、今日から夫は出勤。息子は登園停止期間なるものがあるので、まだお休み中。まだ咳や鼻水が残りすっきしないところもあるが、少しずつ生活と体力を取り戻していきたい。


改めて言う、体調不良になる度に言う、でもすぐに忘れてしまうが何度でも言う、

健!康!第!一!!!!

みんな、なるべく健康に生きようネ。元気がないと何もできないんだなぁと自分の弱さを知った。


今朝、洗濯を干しに久しぶりにベランダに出たら、直接見る空がとても清々しく青くて、嬉しい気持ちになった。11月は元気過ごすぞと誓った。冬の匂いはまだしなかった。

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