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「永遠が通り過ぎていく」

今日は、映画「永遠が通り過ぎていく」の、
試写会に行ってきました。

試写会、に参加させていただいたのですが、
この映画を見るのは3回目でした。えへ。
この気持ちをどこかに残したくなったので、ネタバレにならない程度に書いてみます。

私が初めてこの映画と出会ったのは、昨年10月の、『ミスiDpresents「永遠」を探す日』というイベントの日でした。
こんなに孤独が鮮明に捉えられているのに、どうしてこんなに美しいんだろう、眩しくてく、寂しくて、でもずっと見ていたいとワガママを言いたくなるような、私が探していたのはこの光だったのか、と。
心がぐちゃぐちゃになって、でも次の朝起きてもずっと、優しく包まれているような感覚がしたのを覚えています。


2回目は、戸田真琴さんと飯田エリカさんのオーディオコメンタリー公演。の、配信のアーカイブを、昨年末帰省するために乗った新幹線の中で。滋賀県に入ったあたり、雪がすごく積もっていて、窓の外は真っ白で、寝不足だったので少しふわふわしながら、ただひたすら見つめていました。
前回よりも寂しさみたいなものを感じなくて、新幹線の分厚い窓ガラス越しの外の冷たさを、心地いいと感じたので、きっと私の心は火照っていたのだと思います。


そして今日、3回目。
3回見ても映画は変わらないのだけれど、人は日々変わるので、昨年10月から私は変わっていて、今日の私の解像度で。でも感じたものは変わったようで変わらないような、光で、簡単な言葉じゃないけど、愛でした。

最近はなんだか、自分は邪念の塊だなあって思うことが多くて。綺麗な魂じゃないな、紛い物だなあって、すぐにスミマセンスミマセンってへこへこして、嫌われたくなくて取り繕うし、最近はそんな自分のこと全部嘘なんじゃないかって思う時もあるし、

でも、この映画を見た時に、心から滲み出る、あなたも私も、過去も傷も愛おしいと思えるような、涙に似た感情は、本物だから、こんな気持ちを湧き起こすことができるなら、私は自分を許せると思うし、いつかの私も救いに行けると思いました。

心がガラスのようなものだとして、小さな曇りも、誰かに付けられた指紋も、自分で付けた傷も、見ないふりして生きることは、できるようでできなくて。
それを優しく拭いとってくれるような、拭えないものでも、それさえも包んでくれるような。
この映画はきっと、求めている人に届くべきだし、届いて欲しいと願っています。


長くなりましたが感想でした。
読んでくれた人がいたなら、ありがとうございます。ぜひぜひぜひ、あなたが永遠に出会えますように。

ps.上の画像で気づいた方もいらっしゃいますでしょうか…前売り券購入済みなので4回目も行きます🐈‍⬛

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