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自然体はこんな感じ

こんにちは!

春の陽気からか
普段よりあくびの多いここ最近です


みなさまいかがお過ごしですか?


朝目が覚めてから、夜眠りにつくまでに、

自分自身と世界を時にやわらかく、
時に理性を働かせながら観察をし続けている
相変わらずなへんてこ目線な毎日です◎


今年に入ってからお仕事である、
ボディワークのレッスンを皆さまにご提供することの、
わたしなりの意味みたいなものが、
はっきりとわかってきて、
清々しい気分が持続しています


ものすごーく時間のかかる作業だったのですが、
(ぜぇぜえ)
一度見えたら、
もう、当たり前にそうだよね、
何で今まで気づかなかったんだろう
という感じであります


自分のことは見えないように
幾層ものヴェールに包まれているようで、
そこがハテナBOXにしまわれているからこそ、
人生の謎解きが面白くなるよう、
神さまからの計らいなのかなと思ったり


わたしが生涯通して
向き合い、紐解き、伝えたいことの1つが
“自然体”についてなのですが、


その定義について
どうしても誤解やズレが生じやすいので、
一度今できる範囲で
そして今日の気分を反映した角度から
整理してみようと思います


いわゆる“自然体”について
皆さんはどのようなイメージを持ちますか?


そのまんま、ありのまんま、ほんとうの自分

いちばん楽な自分


それぞれの“自然体”へのイメージや意味があると思います


わたしの中での自然体はなるべくシンプルに伝えると


外部と内部が呼吸のできている状態


シンプルに削ぎ落としすぎて
何のことやらという感じですね😂


少しずつ言葉を足しながら進めてみたいと思います


自分自身を縁どった輪郭をイメージします

いわゆる“わたし”にあたる部分

そのラインの外側が世界

わたしと世界の間には境界線があるけれど、
くっきりはっきり区切られているような
明確なものでもありません


体の機能的に考えても、
気温が下がると、体温を維持するために
自律神経のコントロールで
血流が速くなったり、
体を震わせて温めようとするような
働きが見られます


雨が降ると気持ちは少し落ち込むし、
晴れ間が見えるとやっぱりうれしい


今日みたいなあたたかい春の日は、
お昼寝しようよと誘われているみたい


そんな時に自然体なわたしならば、
人目を気にせずにあくびをするし、
何ならベンチで少し目をつぶり
プチお昼寝を選択すると思う


外からの影響により変化した
内側の要求に素直に応じている状態です


とってもゆるんでいるし、
抵抗が無いというと伝わるかな?


違う例を取り上げると

今朝少しのイライラを感じる出来事がありました

大したことではないと
頭の声は説得してくるのだけれど、
やっぱりちょっと不快な感じが
確かにそこにはあって


どうしようかなあと作戦タイム

少し時間がたってもやっぱりちょっとやな感じ

そういう時の自然体なわたしは
ちゃんと不満そうな顔をしています

無理に口角をあげるなんてしないよ

そしてちっぽけなことに不満を抱いている自分のことを
そのまんま、そうなんだね、と丸っと理解しています


なだめることも、なぐさめることもせずに、
ただそのまんまでいることを柔らかく許してる


そうこうしている内に次第に感情が落ち着いて、

スノードームに舞っていた雪が、
すーっと大地に下りるように
不満が静まるタイミングが訪れます


そこにも抵抗がないのです


自然にしてさえいれば、
そのまんま放っておけば、
自然と解決することが何と多いことかと思います


でもわたしたちはなぜかジタバタしたがるし、
不に対して今すぐ取り除きたくなるような
手荒な手段を選びがち


もちろん理性の力を借りて、
頭的な解決を選んだり、
併用することも多いのだけれど、
今日の場合は実験的に試してみました


もう一つ他の例を

背が高いこともあって、街でよく目撃されます

その場で声をかけてくれたら良いのですが
大体の場合は事後報告😂


わたし多分ボーッとしてることが多いです

愛想もさほど良くないと思う🤭


たまに何かを見つけて笑ったり、
ぶつぶつ呟いたりもしています

なのでなるべく発見されたくない🤣


でもそれが楽で、わたしと世界を隔てるフィルターをなるべく曖昧にゆるませなごら過ごしています


フィルターに細かく穴があいていて、
ちゃんと呼吸ができる状態が私にとっての自然体


逆に苦手な場所では
そのフィルターを
もっと厳重な分厚い仕様にシステムチェンジ


愛想笑いも身に付けたし、
それなりにそれなりな自分をやれる技も必要に応じて罪悪感なく使えるようになった


でもその状態は外部との行き来がない状態で
呼吸ができない環境であって、
健康的ではなくて、長時間はもたないもの


なのでなるべくそういう場所に
身を置かない工夫も必要です


“自然体”のプロフェッショナルは
赤ちゃん(とうていかなわない!)

天使と言われるような存在だけれど
果たしてそうかな

意外と仏頂面も多いし、
ほぼ、寝てるし
いつもニコニコしているわけでもない

常に
自分に素直
外にも開いてる


大人の難しいところは、
ルールの中で自然体をやる必要があるところ


より高いスキルが求められる気がしています


自然と不自然の両方のバランス

初めは誰だってそのまんまの
何の衣を纏わずに“自分”をやれていたのに

怖い思いや、不安な気持ち、悲しいことを体験する中でたくさん衣を重ねるようになったり、
それが次第に衣どころじゃない
鎧としてデフォルテされた装備となり、

鎧を着た自分=わたし
みたいになっていることも多いのです


わたし自身も、身を守るための鎧を
TPOに合わせて着る習慣があった時期があり

そんなことを長く続けているうちに
何が起こったかというと

呼吸困難になりました!

息がうまく吸えない、吐けない

身体的にエラーが起こりました

外部とのコミュニケーションが
全くとれていない状態の
現れだったなあと思っています

やっぱり不自然は継続しない


“本当のわたし”
みたいなワードも嫌いだったな

そんなんわたしが1番知りたいわ!
誰か教えてくれと思っていた

今でも、“本当のわたし”なんて一言で定義できるものではないと思っていて、

輪郭の中のわたしと
その外側の世界を含めて
自然と表現される状態が
“わたし”なのだと理解しています

自分を取り囲む半径何mも含めて
“わたし”みたいな


だから行く場所、会う人、出来事に応じて
自然と変化する有機的な存在だと思っています


そのことに気づくにも
長い長い時間がかかったのだけれど、
(何でも習得に時間のかかるタイプ)
きっかけとなったのは
体とのやりとりを始めたこと

内側の状態を理解していることは
外との繋がりを理解する上での前段階、
基礎の部分となります


今日の気分から始まり、
内臓のご機嫌、血流のスピード、姿勢の癖、それぞれのパーツの個性

お天気みたいにまいにち少しずつ違いがある


そこの解像度が上がり
内側の世界がありありと見えるようになることで、
今日の自分の立ち振る舞いを上手に選択できるようになりました


自分に合わせた生き方がスタートしたのだと思う


ボディワークがわたしに与えてくれた
思ってもないプレゼントでした


自然体は楽でゆるんでいます

体を通してしか、
内側も外の世界も
認識できない感じ取れないようになっているから


そのbodyを良い状態にしておくことは
今あなたがぎゅっと握りしめている
大事なこと以上に優先にしても良いかもと
こっそり提案したいのです◎


body workとさいきん始めたmind workを通してわたしが皆さんにお伝えしたいと思っている
“自然体”のつくりかた

つくりかたというと
そこにみんなに当てはまる
How toがあるようだけれど、

わたしがお伝えする理論や体験のシェアをもとに

あなた自身がご自身に体験の場を用意することで
そこから本当の意味での理解が始まります

実践も伴うことであなたの世界が立ち上がる
味わえる世界が変化します

そんな楽しい体験の場を現在着々と用意しています

5月に向けて
オンラインスタジオを新しい形に準備しています

たまねぎの皮をむくように
少しずつ見えてくる

あなただけの世界、
あなただけの自然体を
わたしも今から楽しみにしています⭐︎

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