豊作のはずだったのに。。
こんにちは。美帆です。
オーストラリアは春が終わり夏になりました。
↑春に撮ったアマニ畑
去年の今頃は、収穫で大忙ししていたのですが、
今年はどうかと言うと、
収穫期を目の前にしての大雨続き。
天気に恵まれて、大きく育った麦などの穀物は水浸しになり、
収穫できるのかできるかさえわからない。
↑敷地内にあるいつもは水が流れていない小川。向こう岸が世界につながっている側。こちら側が、家と畑。たぶん4日ほど隔離されます。
いつも思うことですが、
ああ、農家。。なんて博打な職業。。
辛うじて雨が降る前にギリギリセーフで収穫した麦たちは、
平年の倍近い値で買い取られています。それだけ、どこも小麦として使える麦の収穫量が少ないんでしょう。
成長したて黄金色になった麦たちに雨が降ると、栄養分は流されてしまうんです。そういう麦たちは、人間の食糧としてではなく、家畜たちの餌として買われます。
収穫量が少なくても、高値で買ってもらえるならば、農家はまあ嬉しいですが、来年は小麦製品の値段が上がるんじゃないかとちょっと心配。
本当に何かこう、何かに試されている気がしますよね。
2019年から始まった流行り病から、人間は色々と試されている気がします。
収穫を前にして雨が降って、農作業はもう散々ですが、
とはいえ、庭の畑に植わっている野菜たちは元気に育っています。
ズッキーニなんかが今旬なんですね。
大葉もワッサワッサ生えて、
ブルーベリーやラズベリー
毎日新鮮な無農薬、無肥料な野菜を頂いています。
趣味で小さく始めた家庭菜園ですが、不安材料を一つ一つ潰していくのにはとってもいい。
これが試されている何かに対する私なりの答えな気がしています。
人間が不安になる要素は、明日のご飯があるのか。と言うのが一番にあるらしい。
結局収穫なくて、今年分のお金が入らなくても、庭でせっせと野菜をこしらえて慎ましく生きてゆきます笑
去年の今頃は、夜、子供たちが寝てから、窓から見える刈り機のヘッドライトを横目にクリスマスプレゼントやら、自分へのご褒美やら何やらかんやらオンラインショッピングしていました。
今年もそうなる予定だったんですが。。。
おとなしく、必要な分だけ買うようにするとしましょう。
人生山あり谷あり。
干ばつあり、洪水あり。
家族が元気で幸せであるだけで良しとします。
感謝。
それではまたね。
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