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【新潟2歳S】あの種牡馬が予想よりも活躍できてないって話と、早々に面白い状況の2歳戦って話【予想】

…どこまで暑くなるつもりなの?

いつまで経っても涼しくならないし、台風がまた来るかもしれない。という中で、もう2歳戦も早々にマイル重賞が始まりますよって話ですね。まぁ2歳戦始まってからだいたい3ヶ月はもう経っているのですけど、この3ヶ月はとにかく暑くてシャレにならんって記憶しかない…w

そんなこんなで、ちょっと種牡馬の話をしたいんですけど。リーディング争い見ていて楽しいんですけど、その中でオイラが想定していたよりも活躍できていない馬がいるんですよね。
まぁこれ予想付いてるかもしれないですけど、ロードカナロアです。

2023年から種付け頭数的にもキンカメ一族の勢いは確実に落ちるって何度も何度も予想をして、ここでも書いていてまぁだいたいその通りの流れになっていると思うのですけど、それにしてもロードカナロアの失速の仕方がちょっとヤバいですね。リーディング1位なのですけど、ハッキリと現状の内容が良くないです。
まさか、現状でドゥラメンテやキズナ相手あたりに四苦八苦するレベルになるとは想定外というか。まぁ繁殖の割にアベレージが悪すぎるって言うのが大きいんでしょうけど。

キズナとドゥラメンテは去年もこの時期から最後までずっと殴り合いしてたのでまぁまぁわかるんですけど、ロードカナロアってこの2頭と比較しても出走頭数と出走回数がケタ違いですからね。
オイラが想定していた以上に勢いが落ちちゃったというか…うーん。

ドゥラメンテに関しては、タイミングが噛み合えばこのまま行くとリーディング取れちゃうんじゃないかなって思う。年初は、さすがにここまで産駒数的に圧倒的なロードカナロアが失速するとは思ってなかったので。
ハッキリ言って、別にドゥラメンテのアベレージも良くなったわけじゃないんですけどね。実際に、今でも獲得賞金の平均値は繁殖の質と比較しても平均点に届いていないので。普通にロードカナロアがそれ以上に悪くなってしまっただけですね。相対的に勝手に押し上げられたって感じ。

キズナは、まぁこっちは正直言って頑張り過ぎですね…w この馬に関しては毎回アベレージがお化けすぎるって話をしていますけど、繁殖に対するアベレージがついにキンカメに並ぶところまで来てるのでマジでちょっとおかしいです。大手から繁殖ほぼ受けずにこの数値ってマジで数えるくらいのレベルですね。
ここ10年でもスクリーンヒーローとステイゴールドの2頭くらいだと思う。

キズナって、今の3歳世代が繁殖の底なのでそもそも大手ファームから良い繁殖を貰い続けてるドゥラメンテあたりと殴り合いできる時点でおかしいんですけど、結局このキズナとドゥラメンテが綺麗にロードカナロアのパイを奪ってるのかなぁと。

それでも、海外の成績入れると余裕でロードカナロアがトップなのでここらへんも微妙なんですけどね…まぁこれはキズナもそうなんですけど、そもそもドバイの賞金とか海外は計算に入ってないですから。パンサラッサの賞金を加算するとぶっちぎりでロードカナロアがトップですし、バスラットレオンの賞金とか加味するとやっぱりキズナとドゥラメンテが現状でほぼ同額で殴り合いしてることになるので、年初の想定通りっちゃ想定通りなんですけど。

こういう状況になるのって、やっぱり一部の馬だけが活躍していてその馬が消えるとアベレージ部分で回らなくなっちゃうからなんですよね。この手の話も何回もやっていますけど、いわゆる世代間の話にも繋がるんです。

今の世代間って蓋を開けてみれば…
あれ…なんかこの馬以外は案外…??
みたいなことメチャクチャ多いじゃないですか? これマジでオイラはもう何年もずっと同じこと言い続けていますけど。
別にアベレージ的にずっと強い世代なんて出てきてないよって話。

特にわかりやすいのが、コレも何回も言っている通り現状スタミナの裏付けがある種牡馬がほぼ皆無な点ですね。
だいたい、今でもコントレイル世代の長距離砲のディープボンドにすら勝つことができているのって、それこそ既に他界している親父のディープ産駒ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーだけって事実。
マジでたったこの2頭だけ。

世代間のアベレージ上がってるって言うなら、もう6歳のこの馬に長距離で他の種牡馬の産駒が手も足も出てないこの状況は明らかにオカシイってのはもう誰でも理解できると思う。
ようは、スタミナ面でディープ、ステゴ、ハーツ、そしてドゥラメンテの代替となる種牡馬がキズナ以外は未だに1頭も出てきないってことです。
で、こういう状況になるとやっぱり今年のダービーみたいな決着になるんですよね↓

結局、ディープが他界してコントレイル登場後からここまで別に種牡馬全体の平均点は上がってないってことの証明になってるって話です。

先週の札幌記念とかわかりやすいですよね。一部の産駒の強力の馬が出走していなかったり凡走すると、平均点がぶっちぎりに高いディープ産駒にまるで手も足も出ないって言う。
まさしく、今の種牡馬界の状況を表してると思う。

一応、先週の札幌記念って今の古馬中距離のトップどころを集めたレースでしたからね。ドウデュースとイクイノックスのたった2頭がいないだけで。
ああいうの見ちゃうと、この先の種牡馬界って大丈夫なのかなぁとメッチャ不安になる…w

ということで、国内だけに限定すると年初の想定みたいに…
今年はロードカナロアがリーディング!
って自信を持って言えなくなっているオイラがいるw 
まぁでもハッキリ言うと、正直このままの勢いならドゥラメンテに勝ってほしい願望が出てきたというか…w オイラのわがままですが。
まぁ大きなこと言わないで1%くらい期待しておこう。

ちゅーことで、新潟2歳S。2歳戦で早々にマイル重賞が来たのですけど、初戦からまぁ香ばしいというか…w 今年の新潟2歳Sが凄いのは、例年ならばこのレースで活躍できるローテの馬がたった1頭しかいないってところですね。今年のダービー並に難解そう…w

だいたい、この時期の2歳戦って経験がモノを言いますので当該舞台で経験を積んでいない馬ってだいたいが人気になって飛んでるんですよね。具体的には、このレースと同じ新潟1600mを経験してきた馬が圧倒的に強くて、そのまま活躍できちゃうって舞台です。
ってみると、実は前走でこの舞台を経験してるのってクリーンエアの1頭しかいない…w 新潟1800mの勝ち上がりですらホルトバージ1頭だけ。どうなっちゃうんですかねほんと。

これはオイラの邪推というか、まぁローテ的な話なんですけど今年ってメチャクチャ暑いじゃないですか? 馬にとっても絶対にツライと思うので、何度も夏競馬で走らせたくないって考えている陣営が多いと思うのですよね。
その結果、例年なら新潟開催からそのまま参戦してくるような馬が休んでるって流れになってると思うんです。
登録頭数もたった14頭でフルゲートじゃないし優しいですよねほんと。

まぁでも、そうなると予想的には例年通りにいくのかそうではないのか…?って話になりますよねそりゃw そっちの楽しみはあるわけで。
このレースって本当に例年通りならわかりやすくて、馬券的なポイントは以下の通り。

・前に行く馬が踏ん張れない
後ろの競馬を経験した馬が有利

古馬になると、新潟の外回りって前から行く馬が結構踏ん張るんですけど、2歳戦になると体力が付ききっていないからパワーと持続力で押し切れずに、後ろからの馬に負けることが大半なんですよね。これって新潟2歳Sでもそのまんま当てはまっているので、そういう競馬を経験した馬が圧倒的に有利です。

って見ていくと、買える馬1頭も残らないんですよねw 本当に。なんでかって言うと、後ろからの競馬を経験したのが前走東京1400mアスコリピチェーノ前走新潟1200mニシノクラウンだけだからです。全部の条件に該当している馬って皆無です。
果たしてどうなるのか…w

こういう時に役に立つのが血統なんですけど、まぁ正直こっちも香ばしいというか面白いことになっていて…w これ調べたら一発でわかりますけど、ここ約1ヵ月のクソ暑い新潟1600mで勝ってるの、例外なくキンカメ系かアメリカダート色が強い種牡馬を持ってる馬なんですよね。ストームキャットとかね。
つまり、いつもオイラが言っているやつです。渇いて超高速になるとキンカメとダンジグ、そしてアメリカダート型が暴れ出すっていうw まんまその結果通りになってます。
なので、それこそここにロードカナロア産駒なんていたらほぼ100%勝っていたと思うのですけどいないんですよねぇ…悲しい。

って、さっそくのマイル重賞でだいぶ香ばしいって話でした。まぁ荒れるかどうかはわからないですけど、状況的に例年とはまるで違うってことは知っておいて損はないと思いますよw
クソ暑い中、楽しみに待っています(/・ω・)/

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