#042 『アバウト・ア・ボーイ』(2002)

#365本映画をみる
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『アバウト・ア・ボーイ』(2002)(100分)
原題:『About a Boy』

本作、『バタリアン』『ショーシャクの空に』の、3本は僕の21の誕生日からの課題映画だ。 書店バイト時代のS先輩から「もっと映画を見なさい」と言われて頂いたもの。

その日から映画はそこそこたくさん見たのだが、、この3本はありがたすぎて開封していない、、

15年越しの課題への取り組みである。

ヒュー・グラント主演。ラブコメと言えばメグライアンと、ヒュー・グラント。

物語は親の収入印税で暮らすウィル・フリーマン。
女性との付き合いが2ヶ月ともたないウィル。1人を楽しむ、自由を愛し、それが彼の人生の謳歌なのである。
シングルマザーとの付き合いが別れに持って行きやすいと気付いた彼はシングルファザーを偽り、シングルマザーのスージーと出会う。
彼女とのデート。同じくシングルマザーで、彼女の友人のフィオナの、息子マーカスがついてきた。(すげーな!)

マーカスが本作のもう1人の主人公だ。
ウィルとスージーとのデートの日、帰宅した3人の前で、自殺未遂をしたフィオナを見つける。一命をとりとめたが、マーカスは母を見守るのは1人ではダメだとと気付き、ウィルを母とくっつけようと画策する。

劇中。ウィルとマーカスの心情がナレーションで語られる。

ウィルはクズだけど、いい奴だ、36年生きてきた男なんだ。
12歳の少年のことはわかってる。というか自分の経験してきた男の子くらいしかわからないんだ。親だったり社会人的な感覚はウィルにはない。

ウィルの変化が見てて楽しい。
マーカス少年を大事に思うようになってくる。

結果的にマーカスの思惑とは少しずれていくけど、"いいかんじ"に幕を閉じる。

マーカスはX-MENシリーズのビーストを演じている、
ニコラス・ホルトの映画デビュー作である。

価値観はそれぞれだよね!でも価値観が育まれる分岐点ってあってそれを見てるような感じの映画だった。

15年越しの課題提出としてさっそく先輩に感想を報告。
「おせーよ」
と言われたけど、今回の企画を話したら
「気が向いたら見てくれよ」
と言われた。上京して思うがこの人はほんといい姉だなと思っています。感謝感謝。

あと、催促してオススメもいただいた。今回はちゃんと見るぞ!

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