#029『ミセス・ダウト』(1993/1994)(126分)
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『ミセス・ダウト』(1993/1994)(126分)
原題: 『Mrs. Doubtfire』
子どもの頃に見た映画シリーズ。ロビンウィリアム主演。
失業した声優、ダニエルは子煩悩だが、"しっかりしていない"。 妻であるミランダは14年の結婚生活にピリオドを打つことを告げる。裁判所の裁定は、ミランダに親権を、ダニエルは土曜日のみ子どもに会う権利しか与えられなかった。
ミランダは家政婦を雇うといい、ダニエルは60代女性に扮し、家政婦として子どもたちを見守ることを決意する。
3人の子どもが父をこよなく愛している。この愛がなければこの物語は成立しない。
多分25年ぶりくらいに見たけど、oh...そりゃ離婚も考えちゃうよ、、と思う節々。
ミランダも新しいパートナー探しも決して間違ってない気もする。父への愛はあっても、子どもたちもまんざらではなかった。
ただそうなってしまうと、父が惨めなだけな物語だ。
ミセス・ダウトになることで、ミランダの本音を聞いたり、家政婦として子どもと接することで、"しっかり"しはじめる。
子どもに愛される父というのは、ただ単純に甘やかし、味方をすることではない。子供を1人の人として向き合うことだ。ダニエル本人も言っている。
子は鎹。でも鎹だけでは成り立たないものである。繋ぐべき対象がしっかりすることが大事なのである。
ミランダは子どもを通してダニエルと向き合うことにした。このあとまた疲れてしまう時が来るのではないかという心配はある。
物語は、ミセス・ダウトが答える形で終わる。
ライフステージが変わると何が起こるかわからない。
いつだって想定や、想像は大事だと思う。
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