#079 『最高の人生の見つけ方』(2007/2008)
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『最高の人生の見つけ方』(2007/2008)(97分)
原題: 『The Bucket List』
名優、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの共演。
監督はロブ・ライナー。スタンドバイミーの監督だ。
原題の、The Bucket Listは棺桶に入れるリスト。
“Kick the bucket”(死ぬ、くたばる)のイディオムが元になっている。
つまり死ぬまでやりたい事をやってやるリストである。
自動車整備工のカーター(モーガン・フリーマン)はある日電話で自分の病気を知らされ入院する。時を同じくして、実業家であり病院経営者のエドワード(ジャック・ニコルソン)は法廷で血を吐きそのまま入院する。自分が経営している病院に個室はなく、エドワードとカーターは同室となる。
最初の出会いは酷いものだったが、互いの余命が僅かであると告げられ意気投合していく。
ある日カーターが"The Bucket List"を書き、捨てたものをエドワードが拾い、からかいながらもやってみようと持ちかける。 エドワードは大富豪だ。
2人の旅が始まる。
印象的なのはマスタング(クラシックカー)を乗り回すときのモーガン・フリーマンの満面の笑み。
モーガン・フリーマンといえば、よきアドバイザー。時に厳しく、優しい笑みを投げてくれる演技が定評だと勝手に思っているんだけど、破顔というほどの笑みはあまり無いと思う。これはいいもの見たなぁと感じた。
スカイダイビングもなかなかに面白かったw
ちなみにこの2007年当時ジャックニコルソンもモーガンフリーマンも70歳(現在83歳)。実は同い年で、当時もそこそこお年をめしている。
リストは着実に消化していく。
道中でこりゃ無理だろう、どうやって?という願いもある。
"世界一の美女とキスをする"
文句なしの美女とキスを果たす。 あー、そりゃ世界一だ!っていう相手だ。
あとエドワードの秘書のトミー(ほんとはマシュー)が最高に有能。ラストカットを見る限り彼はただの契約だけで付き従ってたわけではないと感じたな。素敵な人です。
何はともあれ最後の3つに関しては、涙なしには語れない。
たった97分だが、しっかりと詰め込まれた素敵な物語だった。
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