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#086 『(500)日のサマー』(2009/2010)

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『(500)日のサマー』(2009/2010)(96分)
原題:『(500) Days of Summer』

季節は巡る。 春から夏になり秋を迎える。

さて、本作、いろんなところで見かけるので気になっていた。

冒頭で、「これはラブストーリーではない」というナレーションが流れる。

劇中、これがラブストーリでなければなんなんだろうと感じる。

視聴後。 うん。こんなのはラブストーリではないよね!
えぇ、現実(リアル)ってやつだわ! 

この映画はどんなタイミングで見ればいいんだろうなぁー 
いままさに僕がみるタイミングなのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

物語はトム・ハンセンがサマーとの出会いからの500日を描く。一目惚れ、って奴だよなぁ。

後ろ向きなイギリスのポップスに早くにはまったこと、『卒業(1968)』を完全に読み違えたせいで、運命の人と出会うまで本当に幸せがこないと信じて育ったトムとそうでもないサマーの物語。

結末を知らずに見ているともう、なんというかずっと、終始もやもやする。
トムの気持ちは痛いほどわかるのだ。

〇日目というのが出るのだけど、途中からメモし始めてしまった…。 時系列がいったりきたりするから。 

そのくらいなんか映画見ながらどーなるか気になりながら見てたんだ。。

最後の最後の結末をみて「あーーーーーーそういう話なのね。えぇえぇえぇ。なるほど、なるほど、了解了解」って感じ。 

こんなメモいらねぇな!って最後にはなったよ。

「サマー効果」とか言われちゃってる女には近づいちゃいけないって話だ。 

あーーーーー わかるわかる。 

サマーには罪がないんだが、トムにだって罪はないと思う。
いや、サマーには罪があるな。 ほんの少しのきかっけで、コピー機の前であんなことはしちゃいけない。

トムの500日に対しては同情を禁じ得ない。
決していい映画だとは思えない。これは個人的な感情なのかも。

2度目は、、、ない! なんて言ったって鮮明に記憶に残ってしまって、忘れそうになさそうだから。

ジョセフ・ゴードンはイケメンだし、トムは才能がある。拾えるチャンスはそりゃある。
恋愛に調子に乗ってのぼせてしまっている人にはお灸として、恋愛について運命を信じたい人にはオススメ。

僕はとりあえずより一層臆病になりました。

監督
マーク・ウェブ
主演
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ズーイー・デシャネル

ジョセフ・ゴードンは、インセプション(2010)で大変頑張った、アーサーだ。インセプションの時は、スーツをびしっときめていたので、本作の主人公トムだとは気づかなかった。なんというか藤井聡太を外人にしてすこし目を見開かせたらこんな感じかなーって序盤思っていたり。

レイチェル・妹役のクロエ・グレース・モレッツはキックアス(2010)のヒット・ガール。 

2009年の本作の翌年ということが少し面白い感じ。 

トムの上司はMarvelシリーズでおなじみコールソン役のクラーク・グレッグだ。

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