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#075 『マイ・インターン』(2015)

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( 075/365)
『マイ・インターン』(2015)(121分)
原題:『The Intern』

監督・脚本・製作、ナンシー・マイヤーズ。
主演、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ。

ジュールズ(アン・ハサウェイ)が立ち上げた会社へ、70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)がシニア・インターンとして、直属の部下として採用される。

アン・ハサウェイといえば、やはり『プラダを着た悪魔』。僕も大好きな最高のあの作品は、アン・ハサウェイが新人として成長する物語だが、本作品は彼女が1年半前に立ち上げた会社(しかもアパレル)で経営者として奮闘する物語だ。

冒頭のベンのビデオプロフィールは彼の今後についての宣言だ。

クラシックな男。ベン。創業1年半の会社に足りない、必要ないろいろを持っている紳士だ。誠実で、穏やかな人柄から同僚の心を掴みそして、ジュールズの支えにもなっていく。
時に優しく、時にアクティブなベンは頼りになる共犯者だ。
「鍵は植木鉢の下だ!」ジュールズのお母さんの家に潜入するオーシャンズなシーンは結構みてて面白い。
大慌て!

物語の核として、経営者として、母として、妻として、全てに全力を尽くしている彼女だが、どうしてもキャパオーバーなことが出てくる。
彼女の負担を減らすために経営から降りてCEOを雇うべきか。会社のため?家族のため?それがかえって自分のためなのだろうか?

いっぱいいっぱいな彼女に、ベンからみたジュールズへの言葉は温かい。
月並な言葉ではなく、ベンがジュールズに当てた本心からの言葉だからだ。

『プラダを着た悪魔』が好きな人は必ず見るべし。
同じくらい好きな作品になれる。すごく穏やかな気持ちにさせてくれる映画だった。
ベンとジュールズが残業して、ベンの前職での話をするシーンはすごく好きだなぁ。

もちろん。アン・ハサウェイの演技、、というか全部を楽しめるのでオススメだ。

また老ロバートデニーロを楽しめるのも乙。
今の、といっても5年前だけど、こんなロバートデニーロを楽しむのも最高にいいものです。

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