#041 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』

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( 041/365)
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)(141分)
原題:『Catch Me If You Can』

スティーヴン・スピルバーグ監督、レオナルドディカプリオ、トムハンクス主演。

1964〜1967年世界をまたにかけた天才詐欺師のフランクとそれを追うFBI捜査官カール・ハンラッティの追跡劇を描く。

物語冒頭。結末からスタートだ。フランクは捕まっている。
(最後まで見た後にまた最初から序盤少し見直したけど面白い!)

原題を訳すなら"捕まえれるなら、捕まえてみろ””鬼さんこちら"だ!

ここから先は少しだけネタバレ要素ありなので、映画を見てみたいという人はリターンである。

この物語が、面白いのはフランクとカールに芽生える"友情のような何か"だ。そのシーンは冒頭から、「アメリカに帰してやるぞ!」「医者に見せろ!」と怒鳴ってくれている。

カールはたびたびフランクに"こけ"にされるが、フランク自体は毎度ハラハラしている。タイトルのような挑発的な言葉とは違う。

フランクはピンチのたび、機転をきかせてたびたび逃げ切るが、最終的にはお縄になる。

そして物語はまさかの展開を迎える。それはフランクの経験を活かすためにカールの保護観察のもとでFBIに協力させることだ。

フランクは未成年だった。彼をカールは更生させようと尽力もしたのだ。

なんと、この物語は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』が元になっている。脚色はおおいにある。カール・ハンラッティという人物は実在しないのだ。
彼の人物は、フランクを更生させようとした複数の人物を元に1人の存在にしたてあげたそうだ。

アメリカ全土、ヨーロッパを股にかけた世紀の詐欺師は更生の末、現在の状況を物語の締めにテキストで綴られる。

フランクは父に対しての敬意を常に感じてる。
心に常に父がいた。彼の機転は父由来である。たびたび父が使ってた手法や言葉を引用をしている。 彼にとって父はきっと偉大な人だったのだ。ただ父よりフランクの方が上手いんだな、使い方が、、 これから見る人は父の言動を、しっかり見てほしい。

機転がすごい!転校して、コケにされた瞬間にコケにした生徒がいる同級生の前で代理の先生を演じてみるのだ。しかも、1週間の間演じ続ける!
この演じるという部分、フランクの逃亡生活を示唆してる。まさにパターン!

たいしたことではないが、劇中内でフランクがボンド映画見るシーンは先週みたばかりだから心踊ったね。ゴールデンフィンガーだ。

そしてさらに関係ないがキャッチミーイフユーキャン2というものがある。是非調べて見てほしい。

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