マガジンのカバー画像

父と娘の珍介護道中 時々、母のこと、故郷のこと、自分のこと

36
2022年1月18日に94歳で永眠した父は、老老介護で母を見送った2008年から一人暮らしをしていましたが、2010年に圧迫骨折を起こして老健施設やケアハウスでの生活に。ちょうど…
運営しているクリエイター

記事一覧

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピローグ父が旅立って1年が過ぎました。 命日は1月18日。 1月14日には、梅の咲く大磯・善…

藤井美保
1年前
17

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード34 父のラスト・ライブの詳細レポート2022-01-25 1月18日、父・藤井明雄が94歳で永…

藤井美保
1年前
11

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード33 会いたい人への気持ちは最期の日々まで2021-09-30 お彼岸に行けなかったので、…

藤井美保
1年前
17

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード32 そのままにしちゃいけない気がしてお弁当会2021-06-11 毎度2週間ぶりの父の面…

藤井美保
1年前
9

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード31 転倒続きで日にちの感覚があやしくなる2021-01-03 2日は例年通り大磯の実家へ父…

藤井美保
1年前
7

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード30 父が仙人か神様のようにしか見えなくなる2020-07-04 今日は母の十三回忌の法事…

藤井美保
1年前
4

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分のこと EP29

エピソード29 「10万円はいつ振り込まれるのかな?」2020-04-17 本日ほぼ1ヶ月ぶりにケアハウスにいる父の面会へ。 3ヶ月に一度通院している病院が、行かずとも電話で処方箋を出してくれたので、それを届けるのと同時に、大磯郵便局に戦死した父の兄の弔慰金を受け取りに行くのに必要なハンコを借りるために。 もちろんケアハウスに入る際は検温がマスト(体温計で感染するケースもあるので体温計は持参した)。&「短時間で」とスタッフさんが釘を刺さす。 それくらいのほうがありがたい。

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード28 コロナ禍によって生じた父と娘の大きなストレス2020-01-02 今日は実家でお年始…

藤井美保
1年前
8

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010~2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分の…

エピソード27 「先生、右手で日記を続けてもいいですか?」2019-06-14 今日はちょっと早いけ…

藤井美保
1年前
11

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード26 サコちゃんの一周忌に便乗して藤井家23名が大集合 2018-12-14 今日の父から…

藤井美保
1年前
7

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード25 何があっても愛を送ろうと自分に言い聞かせる2018-07-12 「みほちゃん、また目…

藤井美保
1年前
5

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分…

エピソード24 サコちゃん(父の一番下の妹)の突然の旅立ち2018-05-14 小6まで大磯の実家で…

藤井美保
1年前
11

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ20210〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自…

エピソード23 怒りん坊になった父とどう向き合うか2018-02-09 小さな悩みのひとつは最近ちょ…

藤井美保
1年前
11

父と娘の珍介護道中(日記的エッセイ2010〜2022) 時々、母のこと、故郷のこと、自分のこと EP22

エピソード22 卒寿のお祝いを盛り上げてくれた温かい計らい2017-09-30 昨日の昼間、父の用で大磯町役場に。 戦死した兄に対して国から出る特別弔慰金というものを受け取るための手続きだ。 面倒だったけど、父が下関市で生まれたことや、会ったことのない伯父の生年月日や没したとされる年月日までがわかり、しばし偲んだ。 大正12年生まれで、昭和19年に船の上で亡くなっている。まだ21歳くらい。 写真でしか知らなかった遠い人が、なんだか急に身近に感じられた。 伯父はあの時代に確か