本性を隠していると身体や心が動かなくなる
本性を隠して生きていると苦しくなるどころか、身体が動けなくなります。今日は比喩で語ります。
ライオンなのにキリンとして生きているとか、キリギリスなのにアリになろうとしているとか。
楽しくてキリンやアリをしているならいいのだけれど、ライオンの自分やキリギリスの自分を強く否定して、欠点とすら思って生きてきちゃってたりする人がすごく多い。
ライオンやキリギリスの自分が思わずやってしまうことを、時間のむだとか、怠けているとかって思って、どうしたらもっとキリンらしくアリらしく、できるかしらと悩む。
だから結構キリンやアリのふりをするのが上手で、有能なキリンやアリだったりもしちゃう。キリンやアリのふりを完璧にすれば、居場所があるんだな、人に認められるんだなって思って余計がんばる。
居場所がない、認められないって感じた時ももちろん、もっとキリンやアリを究めようとする。
すると突然、ほんとうに突然、本性の自分が暴れだす。現象としてはキリンやアリとして動けなくなる。やる気がなくなる。身体に支障が出る。鬱になる、など。
休みたい。ずっとそう思っている。
そりゃそうだ。ライオンやキリギリスとして持っているエネルギーの方が多いのに、それを封印して、ほとんどもってないキリンやアリのエネルギーで過ごそうとしているんだもの。
あるいは、使えるエネルギーの半分をバレないようにすることに使っていると考えてもいい。
ライオンはキングやってなんぼ、キリギリスはヴァイオリン弾いてなんぼでしょ。
本性じゃないことをするから、うまく化けて入れてるかどうかわからず不安で、他人の目を気にする。他人の評価に左右される。自分の大切なものを大切にできない。自分に自信がもてない。だって、ライオンにキリンの本性なんて真にわかるはずないから、キリンになりきれるはずもない。
自分はライオンである、ってことを認めて許して、あきらめる。ライオンなんだから草なんか食べられなくていいんだ!ってことに気づく。
アーティストが本性の人は、すべて作品づくりとして生きてこそ、その人が活きる。独創性を捨て、他人に忖度して、自分の色を消して生きたら、根元のエネルギーにアクセスできない。
自分の完全なる否定だ。だから動けなくなる。心が苦しくなる。
うまくできないことではなく、うまくできてしまうこと、放っておいてもやってしまうことにフォーカスするのだ。そこに本性が隠れている。
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