犬の口を開けるトレーニング

インスタに犬の口を開けるトレーニングについて投稿した。


これが♡84、閲覧数300回を超えた。でも・・・。
なぜ、皆犬の口を開けたがるのだろう。
口を開けるトレーニングをしようとしている人は皆、一生懸命、犬の口の前で親指と人差し指でハンドサインを出して開けてもらおうとしている。動物園の動物がそのような練習をしている動画を何度か見たことがあるけれど、単にそれを真似したいだけにも思える。犬に対して、それが成功した先に何をしようとしているのだろう。疑問に思う。

個人的に、犬がハンドサインで大きく口を開け、その状態をキープすることは難しいと思っている。

ある日、クライアントから、歯の裏側を磨くために口を開けるにはどうしたらいいか?と聞かれた。口を開ける練習をTwitterに投稿されているのを見るらしい。でも、個人的には、犬に口を開けるように合図を出して、その状態で歯を磨くことは現実的ではないと思っている。

せっかく合図に応じて開けてくれた口の中に、歯ブラシを入れ、うぇ〜となるようなことはしたくない。舌に違和感があればうぇ〜と反射的になるものだろうと思うから。

でも、口の中の状態を確認をしたいとは思う。口の中の病変を早めに発見できるかもしれない。なので、どうやって自発的に口を開けてくれるようになるかな?と考えたのが、インスタにアップした割り箸を工夫したトレーニングだった。

これは、おもちゃを咥えたままキープすることを教えておけば、至って簡単。おもちゃの中が空洞になっているようなものに変えれば良いだけ。輪っかを縦に咥えるのでもできそうな気がする。ファミレスで伝票を入れるような透明な筒みたいなのも使えそう。犬の口が当たるところは咥えやすいように加工した方が良いと思うけど。

家で口の中を確認して写真を撮れれば、獣医師に見せるときに役に立つかもしれない、と思い立ち写真を撮った。

けど、これを病院で獣医師の目の前でできる気がしない。家で写真を撮るのが精一杯。病院で練習させてくれれば良いけれど、現実的ではない。また、これを小型犬でやるにはどうすれば良いのだろう。小さな口に物を咥えさせても、その物が邪魔で口の中が見えそうにない・・・。

それでこっちの方が現実的では?と思い練習したのがこちら。練習方法はその後の動画を参考にしていただきたい。また、歯の裏側を磨くアイデアも載せているので、ご興味があれば、そちらもご覧いただきたい。

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