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完全に迷いが消えた!対談(大東市職員 東克宏氏 v.s.(株)オガール代表取締役 岡崎正信氏)

公民連携を推進したい(まだ出来ているとは全然言えない💦)議員の立ち位置とは

都市経営プロフェッショナルスクールに学ぶことを決意したものの、スクールでは「実践者になれ!」という言葉が頻発しますし、事業報告も求められますので、「何か事業を立ち上げた方が良いのか??」「議員辞めた方が良いのか??」と一瞬悩みました(笑)。完全に路頭に迷っていた近藤ですが、この対談を聞いて迷いが消えたという話です。

(後述)辞めませんよ!!市民の皆様、軽々しく言って申し訳ございません。。

大東市職員 東克宏氏 v.s.(株)オガール代表取締役 岡崎正信氏 対談から


このスクールの第一期生である大東市職員 東克宏氏について、当時から講師でもある岡崎氏曰く、東氏はスクール生の中でも目立たない存在だったと言います。PPPエージェントになられるような方はギラギラしててエネルギッシュだからでしょう。
東氏は丁寧に言葉を選びます。行政マンらしい人で、一言一言に重みがあり、狂犬ゼミにて話を聞いたのが出会いでしたが「行政マンとして相当仕事出来そうだなー」というのが第一印象でした。
 
東氏がスクール受講した平成27年(2015年)からの5年後の現在、大東市は日本初の公民連携条例を制定し、住道エリアプロデュース(ズンチャッチャ夜市を代表とする取り組み)、北条まちづくりプロジェクト(市営住宅の建て替え)、全国初の株式会社による基幹型地域包括支援センターの受託など、民間主導の事業がバンバン立ちあがるという快進撃を遂げていて、東氏はその立役者となっています。すごいっ!

事業の詳細は以下に紹介されていますので、ご興味のある方は是非^^。

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対談で私が響いた以下2点、ご紹介します。

大東市職員 東克宏氏:このスクールに来る公務員の多くがPPPエージェントになりたがるが、自分は難しいと思った。でも黒子だったら出来る(詳細割愛w)
(株)オガール代表取締役 岡崎正信氏:このスクールを卒業すると、みんな「正しい」ことは言えるようになる。でも重要なのは営業力。より多くの人に理解を得ながら仲間を増やしていけるかどうかが成否を分ける。

近藤の行動(議員として何が出来るのか)


この対談を聞いて、私が今までやってきたことは間違いではないことを確信しました。が、同時に、その行動をよりパワーアップさせることが重要だと思いました。

議員は市民から沢山の要望(こうだったらいいのに・・)や苦情を受けます。これを右から左に市に流すのではなく、市の戦略・計画との整合性を考え、交通整理して、よりよい折衷案を考えたり、パートナーシップのための風土を醸成したり、仕組みづくりに貢献することが重要なのです

■(1)対市民に対して
これまでも、市民の方々の問題意識を中心にして勉強会やお茶会を相当数実施してきました。直ぐ成果は出ないのですが、続けているとボディーブローのように効いてくるものです。まっとうな苦情を伝えて下さる方は元々「まちに対する愛着は強い」という実感値を持っていますので、まっとうに対応すれば確実にまちの人財になっていきます。現在はコロナ禍で活動量が落ちがちですが数値目標をもって実施していきます。

■(2)対NPO・民間事業者に対して
(1)の中には、まちの中で何等かの活動を始める市民の方もいて、私は壁打ち相手になることもあります。(主体者でない私が偉そうに言うのもなんですが><)力のある事業者さんでも、計画を知らなかったり、行政に伝わる表現が出来なかったり、NGワードを使ってしまったり、特に福祉事業者は想いが溢れすぎて(まるでポエム💦)事業計画として分かり難いものもあるので、その論点整理を手伝ったりします(誤解の無いように申し上げますが、口利きはしません。当たり前ですが)。
今後は都市経営の考え方について、私なりに整理した上でレクする機会を設けたいと思います。

■(3)対行政職員に対して
市民の声から現場最前線のまちの課題を知っている議員として、行政職員に頼られる位の存在になりたいです。議員という立場上制約はありますが、政策ベースでの切磋琢磨は重要なはず。大東市の東氏や赤盤市の高尾氏の行動を参考に実践していきたいと思います。

さらに、このスクールを通じてトレースしていく取り組みも決めました。少しずつ発信していきたいと思います。

応援頂けると、他自治体への視察や研修費、専門家にアドバイスを求める、同じ思いを持つ議員さんに直接会いに行き対談する等、活動量を増やすことが出来ます。まっとうな政治を行うためのサポートよろしくお願いいたします。