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オンライン教育環境整備の先にあるもの、まちで子どもを育てたい

誕生日に、何が何でも実現したいことを決めました

皆様、お祝いのメッセージありがとうございます。本日は誕生日でした。
朝、うちの母からの電話で「あんた、いくつになったんだっけ?」と遂に親も数えられない歳になってしまいました(笑)。同時に「私、あと何年生きられるんだろう・・」と考えました。

さて、都市経営プロフェショナルスクールでお世話になっている、木下斉氏が発信された記事が、まさしくその通りなのでシェアします。

公平とは、全て同じ条件ではない、多様な選択肢が開かれることだ

私が今後、実現に向けて動きたいことは、オンライン教育を通じて余裕時間を産み出し、子ども達が生きるための教育の選択肢を増やすことです。

現在の義務教育の全てを否定するわけではありませんが、学校に行きたくないお子さんも、学校以外で何か頑張りたい目標を持っているお子さんも、発達の課題があるお子さんも、IQが高くて学校の授業が退屈なお子さんも、今の学校の授業を受けなければならない(行かねばならない)にならない「ねばならない環境」を変えていくことです。

単なるオンライン教育環境の整備だけでは意味がない

流山市の「オンライン教育環境の整備」は、保護者有志の方々とタッグを組んでアンケート調査も行い、課題を整理したこともあり、大分見えてきましたが環境整備だけでは意味がありません。

オンライン教育が価値を持つのは、効率的に学習を進められる環境を作り、「学校に行って学習をしなければならない」という常識を壊し、オンライン学習でも標準時間数として認められる仕組みを作り、子ども達が好きなことに従事できる余白をつくる事です。様々な制約があると思いますが、実現したい姿をざっくりイメージ化したものが図です。現在学校にいる時間は平均7時間半。これが仮に3時間の勉強で置き換えられると仮定すると、自由な時間が4時間半から10時間弱に増えます。通学時間に至ってはかかりません。どうでしょう?1週間のうち1日でもこういう日が選択出来たら、活き活きする子が出てくるのではないでしょうか?

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その子らしい経験を積める余裕時間を産み出したい

そもそもオンライン教育はICT環境を前提しているので、発達に課題があるお子さんには飛躍的に効果的な教育を選択できるようになると思います、が、何より全てのお子さんにとって、自分がやりたいことを考える割ける余裕時間や自分や社会に向き合う時間が生まれることがメリットだと思います。

私は「なぜ不登校が深刻になるのか?」という問いには「子ども自身が生きる実感を持てないから」という仮説を持っています。

ベネッセの調査に中高生の8割以上が「もっとゆっくり過ごしたい」という結果が出ています。不登校であってもなくても、押し付けがましい学習環境で、自分の将来や社会についてゆっくり考える時間や機会など持てていないのが実情ではないでしょうか。人は自分と社会の接点や社会への貢献感をもって幸せを感じる生き物なのに、それに向き合う余裕がないとしたら致命的です。

余裕時間が出来たら、是非まちで活動してほしい

私はできれば子ども達に、まちに関わってほしいと思っています。その経験を通じて、自分が貢献できる場があることを知ってほしいのです。地域には多様な大人がいます。たとえ、学校や家庭に居場所を見いだせなかったとしても、まちで活動する中で、何かができる経験を実感できれば、その子の人生は豊かになっていくのではないでしょうか。

私は、自分の娘に対しても「小学校高学年になったら地域で育てたい」という理想を持っていました。幸い娘は、まちで活動する機会に恵まれ「その活動が楽しいからこそ、学校も頑張れる!」と豪語するようになりました。現在は、休校期間中を巻き返すための7時間授業に耐えていますが、出来ればもっと思い切り活動したいと思っているようです。彼女もまちで貢献できることがあって、それを楽しんでいます。

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きっとこの経験が彼女の人生を作るでしょう。私が言うのもなんですが、とても、まっすぐ育って(育てて頂いて)います。私自身が豊かな子育てを経験させていただいて、流山市の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ多くの方にこの経験をしてほしいと思うのです。

流山市では幸い、地域に関わってくれる市民が沢山います。出来れば子ども達もそこに参画してほしい。地域に関わり、答えのない試行錯誤に参画し、手を動かす経験を通じて生きる力を育めたら!と思うので、ここでの経験が学校活動として認められたら素敵だと思っています(制度化について調べないと)。

お勉強ができても、能力があっても、生きる力が育たなければ人は幸せにはなれないのは明らかです。それは私がこの仕事を通じて、現場を沢山見てきたからこそ自身をもって言えます。

また昨今、喩えて言うなら「先生、ごみ落ちてるよ」と指摘する子どもは多くなりましたが、自らゴミを拾える子どもになってほしい。でもそれは、言われたことをやる機会が多すぎる学校では、もしかしたら育ちにくい感性かもしれません。

子どもも大人も対等に学び、学び合える、まちが学校になるために

これは流山で場づくりをしている友人のビジョンですが、私はこれに共感しており、是非実現したいと思っています。しかし、まちに子ども達が関われるようにするためには、忙しい子ども達の自由な時間を捻出することが必要です。そこで本質的な意味でのオンライン教育環境を推進していきます。法律の制約もあると思うので、やるコト盛り沢山!!市民の方々のご理解も必要です。これから、しっかりまとめて訴求していきます。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

昨夜は戦略会議でした。私よりも数段実力が上の女子達にアイディア&後押しを沢山いただきました^^。

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