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本の貸出渋滞を改善せよ?!~子どもに人気のある本の貸出が20週待ち?~


問題提起!6月8日(火):子ども達に人気の本の図書館予約が取れない?

人気の児童書の予約が取れない!!というお声を複数人から頂きました。
中には「欲しければ自分で購入すれば?」「図書館は、限られた予算の中で蔵書の維持、充実を図るのが使命。複数購入は原則に反する」という厳しいご意見も頂きましたが、とはいえ、子ども達が読みたい!と思っている本が、なるべく多くの図書が読める状況にしたいなぁ・・と思い、調査することにしました。

現況調査!6月10日(木):早くも市民が近隣市比較をまとめて下さる

この表(「こちら」)を見ると流山市では50週以上(1年??)も待たないと読めない本もあることが分かります。近隣市と比較しても所蔵が少なく、待ち行列が長くなっていますね。

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救世主現る:寄付しよっか?

現況を発信すると、救世主(市民)が現れました。なんということでしょーう。詳細なやりとりは「こちら」をご覧ください。。

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出来ること・やるべきことの確認(法律も)


図書館の職員に主旨を説明し、寄贈の方法を伺ったところ「中央図書館に持ってきていただく or 郵送して頂ければ」とのこと。
何の図書をどの程度置くのかは図書館側で決定するとのことでしたが、①児童数に対して蔵書が少なく大変な待ち行列が発生しているという図書を対象にしていること②税金を使わずに寄付で改善しようとする主旨を伝え、了承を得ました(寄贈いただく方へは1種類を多数ではなく、1~2冊ずつと依頼m(_ _)m)。

念のため、法律や計画を確認しておきます。子どもの読書活動の推進に関する法律は「こちら」です。
以下、自主的に読書活動が行えるよう、積極的に環境整備が推進されなければならない。おおー。

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第4条から6条では、子どもの読書活動の推進に対して、自治体は責務事業者は努力保護者は役割を担っていますね。児童が読みたいと思っている図書の貸出の待ち行列があまりにも長いのは適切でないことが分かります。

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市町村では努力規定(義務ではない)の策定になっている、市町村子ども読書活動推進計画は、流山市は作成済です「こちら」(議会でも他の議員が提案してきた積み上げもあるでしょう!!)。拝見すると、乳幼児に力点が置かれ、それ以外の世代に対しては内容が薄いのと、全般的に理念的に見えますが、以下(流山市子どもの読書活動推進計画p.24)、現時点の課題が明記されているのは素晴らしいですね。

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こんなこと、出来たらいいな

とはいえ、コロナ禍で歳入減が予想される&小中学校の学校建設を控えて、あまりお金が無い流山市。財政的に大変苦しいのです。すると、市民の方から、こんな素敵なご提案がありました。

返却ボックスとか、市役所の待合とかのタッチポイントにウィッシュリストのQRコードを貼ればポチポチッと寄贈してもらえるかもですね。そこらへんの仕組みを立ち上げるプロジェクトを起こしてもおもろいかもですね。

市民からの寄付が無理なく促される仕組みが実行出来たら素敵♪ですよね。待ち行列を求めた上で(所蔵本データのアップデートを行いながら)適切冊数の寄贈を促すことが出来れば仕組みの改善につながりそうです。

賛同していただける方も出てきました。

ヒアリングいいですね〜なんならサブスクで月額固定の寄付とかもやります!その際、ギフトカード(実際に何買うかは図書館側の選択)とかでもいいのか聞いていただけるとありがたいです!(タイミング合えばまた同行させてください

ということで、まずは図書館の方にヒアリングをしていこうと思います。
出来れば、プロジェクトとして何か出来たらと思います。中学生・高校生・大学生(学生)の方で、ヒアリングに同伴されたい学生の方がいれば、ぜひご連絡いただけますと嬉しいです。


応援頂けると、他自治体への視察や研修費、専門家にアドバイスを求める、同じ思いを持つ議員さんに直接会いに行き対談する等、活動量を増やすことが出来ます。まっとうな政治を行うためのサポートよろしくお願いいたします。