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はじめて梅干し漬けてみた

子供のころから、祖母のつくる梅干しの独特の赤い色と酸っぱくてしょっぱい市販の梅干しとは一線を画した味が好きだった。実家を出たときも定期的に母に頼んで祖母の梅干しを送ってもらい常備している。そんなに分量は食べないものだけど、何年も保存して食べることができ、体調が悪い時はおかゆさんの塩味として滋養がとれる昔ながらの食品です。

そんな祖母も90を超える歳になり、元気ではいるものの昔ほど畑仕事や梅仕事ができなくなってきたとき、ふと思い立ってつけてみることにした。

梅の季節は長いようで一瞬であるので、市場に完熟梅が出回ったタイミングで衝動的に道具を買いそろえてつけてみました。

一番失敗しにくい18%の粗塩でつけるタイプでチャレンジしました。ケユカの2L保存容器が1キロの梅とほぼピッタリのサイズで、2瓶使って最終的にマージしたのが分量的にちょうどよかったです。
梅を洗って、へたのところお掃除して、傷んでる子を取り除いて、計量。焼酎まぶして消毒して塩と梅交互にいれる。重石はないので水分あがってきたら振るとかで全体に塩分いくようにしました。

紫蘇を加えたところ

紫蘇はあく抜きが重要でちゃんとやらないと色が汚くなるというのは昔から言われていたので、緊張してましたがこちらも何の問題もなく。
重石が無いので、紫蘇を加えたときに軽く手でぎゅーっと押したほうが綺麗ないろに染まってくれてたので、それがコツなのかも。(知らんけど)

灼熱の土用干し

土用干しの段階で色がまばらでも1日目の晩に梅酢にもどすと不思議なくらい色が安定しました。昔の人の知恵はすごいですね。よかったのか悪かったのか、エアコンの室外機の前だったので、きれいに乾いてました。

できあがり♪

今朝できあがったのですが、試食したらしょっぱくて酸っぱい昔ながらの味!これがほしかった(甘い梅干しは滅びればいいと思ってる。)
来年は台湾の茶梅とか漬けられないかしら。とどんどん野望は大きくなる。

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