見出し画像

猫✖︎銀河

画像1

車からおりてこちらに歩いてきた母の襟元に、ブローチ?

画像2

なんで肩にカマキリつけてるの?

と聞いてみる。

あら!!

これね、昨日パン屋に行ったら、カマキリいたから、こんなところにいたんじゃかわいそうだから、車で家に連れて帰って庭に放そうと思って忘れてたわ!!

え?!

忘れてた?

ということはね、このカマキリ、一晩車の中にいて、また置いてかれちゃ大変と襟元につかまって、外に出てきたというわけ?

画像3

すぐにベランダの柱にしがみついて、しばらくこっち見てたけど、母がいうには、メスで卵もってるから、これから卵産むのよ!ということだった。

まあめでたしめでたし。

画像4

このところの暖かい陽気に日向ぼっこしたい放題だね。

画像5

画像6

昨日途中で投げうったやりかけの球根埋め。

画像7

このベランダ下の庭には、ラズベリーとブルーベリーを今年は植えて、この家に引っ越してきた頃に植えた枝垂れ桜と、勝手に生えてきた枇杷とがあるだけ。

あとは春一番からずっと枝垂れ桜の木陰辺りにはフキが自生。

あとムスカリが所々に咲くのはたぶん前の住人が植えたもの。

画像8

友人が花見に持ってきてくれた小さな桜の苗木を植えた周りをほりほりして、スノードロップと白いスイセンと残りのヒヤシンスと残りののチューリップを雑多に植えた。

画像9

出てくる順番はまちまちだろうから、どんなふうになるかな。

ここでやっと球根は全部埋め終わったかとおもいきや、もっとムスカリ増やしたいなと、欲を出したもんだから、まだムスカリが40球ありますです。

画像10

スープができるまで一休みの母。

画像11

スープできた頃に一番乗りのゆめちゃん。

画像12

いや、まだのってるお皿だけよ。

画像13

母が買ってきてくれたサンドイッチと。

画像14

画像15

そしてやっと手に入れたこちら。


画像16

画像17

ますむらひろしさんの銀河鉄道の夜。

手にとってびっくり。

本自体の作りがまずこんなに立派なやつだったとは。

1ページめくって目がくぎづけ。 

つい昨日、外のコンサートで弾いた冬の星座のメロディが頭の中でなる。

こんなのこの値段でいいの?

物語によせてますむらひろしさんの書いた文章に泣く。

これはゆっくりじっくりみる。


そして本を閉じる。

小西修さんの多摩猫カレンダー。

やはり1ページめくって文章に泣く。

これもそっと閉じる。

つどタイミングをみて、めくるんだ。


多摩猫✖︎銀河鉄道の夜
この二つが一緒にあることは偶然じゃない。

新宿の不思議な喫茶店ベルクを知ってから、小西修さんの写真展をそこでみて、衝撃を受けたところに、ますむらひろしさんが悲惨な亡くなり方をしたその猫たちが銀河鉄道に乗ったんだと、とむらいに描いた猫の肖像画をまたベルクでみて、

すごい繋がりだなと思っていた。

ら、その小西さんの紹介でみた村上浩康監督の東京干潟。

そしてその村上監督が今度は小西さんを撮る。

もうミラクルだなー。

これは猫たちが紡いだのかもしれない。

二つの作品をゆっくりみながら、


生きた証をちゃんとみようと思う。




ではまた明日


乗馬シーン満載のオリジナル曲「風の馬」公開中です↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?