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生き抜くための雑記帳

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自己肯定感や生きづらさ、メンタルヘルス、思考のとらえ方などについて、生き抜くための問いや考え方を書いたり、学びになるnoteをまとめたりしたマガジンです。
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#人生

この感情も、認めていい。「戸惑いこそが人生」

初めて手を付ける仕事はわからないことだらけ。暗中模索し、試行錯誤を繰り返し、何度も手戻りしながらようやく一通り終え、そこでぼんやりりんかくが見えてくる。そして次こそは、と何度もくりかえすうちに、スムーズに進められるようになる。 スポーツも、音楽も、絵を描くことだってやり方は同じ。1回目はいつもうまくできなくて、何度も同じことを繰り返し、練習を重ねるうちに、うまくやっていけるようになる。では、自分の人生は? こればっかりは、何度も繰り返すことができない。 「戸惑いこそが人生

"死ぬのは今でなくてもよい。ならば、「命がけ」で何かしてからでも遅くない"

昨年行った恐山で、何度かすれ違った女の人が今でも印象に残っている。目が離せなくなるような思い詰めた顔をして俯き、早足で名所をくまなく回っていたのだ。 「恐山」という場所柄、死がすぐそばにあるように思う。死んでしまった人に会いたいと思う気持ち、自分自身が生きる意味を見出せなくなりそうな状況、あらゆる想いを抱えて恐山を目指す人が少なくないからだろう。 そんな恐山で院代を務める南直哉和尚の言葉は、死に対する重みと、死について考える人に向けて覚悟を決めた優しさが入っているように感

弱さで人に寄り添えるか

毎日noteを書いていると、明るい話題ばかりでは足りなくなってくる。もともとすぐ不安に思ってしまったり、悩んでしまうことが多い性格なので、ストレートに心のぼやきを出すと弱々しいnoteで埋め尽くされてしまう。 だからブログで自分の考えを公開する、なんてことは、とてもじゃないけど出来なかった。自分の思っていることが筒抜けになってしまうことで、周りからマイナスなイメージを持たれることを怖がる気持ちが多かった。「思っていることを書いたらマイナスイメージになるなじゃないか」なんて、