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生き抜くための雑記帳

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自己肯定感や生きづらさ、メンタルヘルス、思考のとらえ方などについて、生き抜くための問いや考え方を書いたり、学びになるnoteをまとめたりしたマガジンです。
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2020年6月の記事一覧

毎日輝こうとしなくていい。「ちょっと愛せるようになる」ことが大事

昨日は「自分は何もできていない病」に倒れ、ぐるぐると苦しめられながらこんなnoteを書いた。 自分のほめ方、どうすればいいんだろう……そんな嘆きを書き終えたところで、以前に買った本を思い出した。 3年前、何が原因だったかはもう忘れてしまったけれど、最寄り駅にたどり着いてからどこへ向かったらいいのかわからなくなってしまった時があった。今思えばまっすぐ家に帰ればいい話。けれど当時は、どこにも行き場がないように感じ、駅ビルのベンチにとにかく座っていた。 そして20分くらい座っ

"死ぬのは今でなくてもよい。ならば、「命がけ」で何かしてからでも遅くない"

昨年行った恐山で、何度かすれ違った女の人が今でも印象に残っている。目が離せなくなるような思い詰めた顔をして俯き、早足で名所をくまなく回っていたのだ。 「恐山」という場所柄、死がすぐそばにあるように思う。死んでしまった人に会いたいと思う気持ち、自分自身が生きる意味を見出せなくなりそうな状況、あらゆる想いを抱えて恐山を目指す人が少なくないからだろう。 そんな恐山で院代を務める南直哉和尚の言葉は、死に対する重みと、死について考える人に向けて覚悟を決めた優しさが入っているように感

「すべきか」ではなく、「したいか」を大事に

「こんな課題に気づいたから、自分はこう動くべきだなと思っていて……」 会社でのこと、家でのこと、自分がすべきだと感じていることをゆうすけ先生に話していた時、先生は「やりたかったらやればいいよ。趣味程度に考えていいんだよ」と話した。 そんなふうに考えていいのかと、その時は見ている景色が変わったかのように感じた。「すべき」ばかりにとらわれて、自分の気持ちは「やりたい」のか、「やりたくない」のかなんて考えていなかったのだ。 「大事にすべきか」どうかではなく、あなた自身が「大事