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編集とライティングと、働くこと

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未経験から編集者を目指していた2017年以前の私に向けて、編集者の仕事、参考になるnote、編集者となった自分はどんなことを考えて日々働いているかをまとめています。
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2018年8月の記事一覧

生きてるうちは書いていようと思った

高校を卒業してから全く漫画を読まなくなってしまった。小学生の時は毎週ジャンプを読んでいたり、兄の本棚からスラムダンクや浦安鉄筋家族を借りたり、いとこからもらった50冊近い、マーガレットで連載された単行本を粛々と読破していたのに、最近はあまり読む機会がない。 ページをめくるのがハラハラするくらい興奮したのは、スラムダンク。はじめて漫画で泣いたのは、世紀末リーダー伝たけし!のとある金魚の話。そして、初めて声を出して吹き出した漫画が、さくらももこさんのコジコジだ。 コジコジをは

私の過去の文章が、消したくなるほど恥ずかしい

午前中、いつも通りLINEグループから、今日のお題が流れてきた。 毎日noteのLINEグループでは、毎朝交代制でお題を考え、報告しあっている。連絡を取り続けてから、気が付けば5か月が過ぎようとしていると思うと、時がたつのは早いなぁと感慨深い。 タグ付けのフォーマットもバラバラで、メンバーは前に比べて“毎日”の頻度も減っているので、統一感があるようで実は全くない毎日note。お題が出ても書きたいことがあればそちらを優先する。良く言えばかなり自由度が高いコミュニティだ。

日々の仕事を例えてみる

取材のスケジュール立てに苦戦している。 所属している会社のメディアは、訪日客向けに全国各地の観光情報を発信している。最近では海外の人に人気はあってもまだ記事が少ない場所へ、編集部で直接取材に行って記事を作るべく動いているのだけれど、そのスケジュール立てに苦戦中だ。 * 昨日の飲み会で「起業で活躍する人と、組織というベースを使って活躍する人はそれぞれ異なるスキルを持っている」という話になった。0から1を作る人、1を10に変えていく人は違うという。ふたつの違いにどんなことが

納期のプレッシャーと、言い訳について

締め切りというものはどうして人をギリギリにまで追い込むのだろうか。 仕事柄、締め切りに間に合わない連絡を受けることも、することもある。連絡を受ける時は理由もさまざまだ。体調不良、締め切り日を勘違いしていた、パソコンが壊れた、バタバタしていた(…?)などなど。なかにはモヤっとする理由もあるけれど、返信くれるだけでもいいかな、と思ってしまうほど、何度連絡しても返事が全く来ない人もいる。 締め切りを過ぎてしまう時の言い訳は、どう言ったらいいだろうなぁと、連絡を受けるたびに思う。

読者に寄り添う記事を作るには

まるで隣で話しかけてくれるかのように、書き手が語りかけてくれる記事がある。 同僚が書く記事がまさにそれで、記事チェックの時にいつもワクワクしながら読んでいる。まるで道案内をされているような気分になるときもあれば、ディズニーランドのアトラクションに乗り込む前の、キャストが繰り広げる演出や、ちょっとした注意事項を聞いているような気持ちになったりするのだ。 作っている内容はスポットのまとめ記事だったりと、一見ほかのメディアと変わらないような内容だけれど、実際現地に行ってみたり、