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出願前に米国の大学(西海岸)のキャンパスを訪問した話

私は、2019年12月に米国の大学へLLM出願し、2020年8月からUC Berkeley LLMに留学しましたが、留学前年の2019年ゴールデンウィークの休暇を利用して、キャンパスを訪問しました。LLM出願にあたりキャンパスを訪問するのは一般的ではないようですが、私自身アメリカ本土には小学生のときに旅行で一度訪れたことがあるだけで生活するイメージが湧かなかったこと、また大変な出願手続きのモチベーションを底上げするためにも、出願前にキャンパスを訪問することにしました。

私は、アメリカ西海岸の大学を希望していましたので、サンフランシスコ周辺のカリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)、スタンフォード大学(Stanford)と、ロサンゼルスにある南カリフォルニア大学(USC)の計3校を、ゴールデンウィークを利用して6日間(移動時間含む)でまわりました。今回は、キャンパス訪問で、実際に何をしたか記事にしたいと思います。

(※現在は、コロナの影響で海外渡航も容易ではなく一部イベントも取り止めになっているため、この記事が参考になるのは先の話だと思いますが、いずれどなたかのお役に立てることを願い、忘れないうちに書き留めておくことにしました。)

1. UC Berkeleyのキャンパス訪問

UC Berkeleyの学生によるキャンパスツアー

UC Berkeleyの学生が案内係を務めるキャンパスツアーに参加しました。90分ほどで、大学全体の広いキャンパスを歩いてまわります。※無料(https://visit.berkeley.edu/)

UC Berkeley School of Lawのセルフキャンパスツアー

UC Berkeley Lawの建物内のキャンパスツアーは、置いてあるMapを参考に、セルフ見学する形式をとっていました。図書館で勉強している学生の様子なども見れました。

その他

キャンパス訪問時にAdmissionの方と面談できるよう1週間ほど前に連絡を取りましたが、訪問当日までにお返事をいただけず面談は叶いませんでした。なお、帰国後にお返事をいただき、まだアメリカに滞在していれば是非面談しましょうという内容でしたので、上手く日時を調整すればAdmissionの方との面談は可能と思います。また、授業の聴講も受け付けているようです。私が訪問した日は、UC Berkeley Lawの試験期間中であり、授業の聴講はできませんでした(実際、私が留学した年もゴールデンウィーク頃に試験を行いました)。

2. Stanfordのキャンパス訪問

Stanfordの学生によるキャンパスツアー

Stanfordの学生が案内係を務めるキャンパスツアーに参加しました。こちらも広大な敷地にある大学のキャンパス全体を歩いて見学します。※無料(https://visit.stanford.edu/index.php)

授業の聴講

事前に教授へ直接メールで連絡を取って許可を得ることで、授業を聴講することができました。あくまでも部外者の聴講であるため、発言などは許されていません。私は、著作権法の授業を聴講しました。教授が生徒に質問をしながら授業を進めていくロースクールならではの様子を見られました。

Admissionの方との面談

キャンパス訪問前に連絡を取って、面談の機会を設けていただくことができました。30分ほどの面談で、多くの質問を受け付けていただくことができました。

3. USCのキャンパス訪問

Admissionの方との面談とUSCのロースクール内の見学

キャンパス訪問前に連絡を取って、面談の機会を設けていただくことができました。また、面談の後に、USCのロースクール内も案内していただき、図書館の中にも入れていただけました。

まとめ. キャンパスを訪問した方が出願にあたって有利か?

私はキャンパス訪問をしたことが出願にあたって有利な要素として働いたとは思っていません。ただ、私はキャンパス訪問により留学後のイメージを具体的にもてたため、出願書類として必要なPersonal Statementの内容をより充実させることができたように思います。また、それぞれの大学の雰囲気の違いも感じられて、自分に合う大学がどこであるか大きな判断材料を得ることができました。

私のように、出願前にキャンパス訪問をする人の他に、合格した後に複数のキャンパスを訪問して最終的な留学先を決められる方もいるようです。私は、夫も会社を休職して帯同してもらう予定でしたので、夫に実際に現地の様子を見せることができたのもよかったと思っています。





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