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ムーンカレンダーとバイオリズム

カウンセリングを続けていくうちに、わたしの体調の波を見て、カウンセラーがムーンカレンダーのサイクルと似ているかもと教えてくれた。

そのとき初めて、月の満ち欠けが心身に影響を及ぼしているということを知った。

それから身体のバイオリズム、月経周期などを記録するようになり、月の満ち欠けがどんなふうに自分の心身に影響しているかを観察するようになった。

これが現在、好きで学んでいる星読みのきっかけになっている。

最初は、満月や新月にはどんなふうに過ごしたらよいか、上弦・下弦の月のときは…から始まり、だんだん月の星座を知り、その星座が支配している身体の場所を意識するようになり…と、そのうち月以外の天体にも興味を持つようになって…という感じで広がっていく。

月の満ち欠けは28周期、月経周期や肌のターンオーバーの周期もほぼ28日。満月、新月に近づくにつれ、身体や心が何となく重く感じたり、ソワソワしたり。肌のリズムもだんだんわかってくる。
生理痛だけでなく、排卵痛があることにも気づいたり。

物心ついた時から、理由は分からないけれど女の子である自分が嫌いだった。
「女の子のわたし」を受け入れられなかった。

それが性被害に遭い、「女性であるわたし」は拭い去れない嫌悪感に変わった。

月経がくるたびに、女性であることを突きつけらる気がして、吐き気がするほどだった。
そして、ある時ぴたりと月経が止まった時期があった。
恐ろしいほど、身体と心はつながっていると実感した。

女性であること
誰かを愛すること
生きる喜びとして「性」を受け入れること

わたしの人生の前半は、そういうことを本当の意味で深く知るために一度、完全に閉じる必要があった。

完全に閉じるということは、もがき苦しんで、苦しんで、生死ギリギリのところまで行き着くことを意味している。

この時点では、そんなことは知る由もないが、西洋的なことにも東洋的なことにも精通していたカウンセラーが、ムーンカレンダーの存在を教えてくれたことは、一度完全に閉じたものを開くきっかけになった。

それから長い時間をかけて開いていき、今の学びにつながっていくのは不思議だが、きっとそういう道を歩くことになっていたのだと思っている。

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