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今までの仕事について考えてみる①。

まだ母になる前のこと。

地方から東京の専門学校に通っていた私。
就職先はもちろん、都内を考えていた。

有り難いことに何社か内定を貰ったものの
本命の会社の試験に落ち意気消沈だった私は
本当にこのまま東京でやっていけるだろうかと不安でいっぱい

そんな中、たまたま地元の会社をアルバイト面接で受けたのにも
関わらず、新卒で社員で雇ってくれると連絡があった
デザイン会社というよりは求人広告を作る会社
でも正直な所、東京で内定を頂いた会社より待遇も良く
好条件だった。悩んだ結果一度地元の企業に就職し
お金を貯めて再度東京に行く事を決意した

新卒で入社した会社は、今になって考えればあれ?と思うことが沢山あったが
同期にも恵まれ、割と楽しく働いていた。
求人広告は一週間に一度発行されるため、毎週水、木が一番忙しく
入社してすぐから残業三昧。水、木は基本午前様で遅いと午前三時を回ることも

でも、お金を貯めたい私に取っては残業代は大変ありがたく
また夕飯はお弁当が出たり、夜食はピザを取ってくれたりすごく有り難かった

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ですが、入社して半年ほど経った時、夜食が出なくなった
そして、今まで残業代のことなんて何も言われなかったのに
なるべく残業代を抑えるように言われ始めた。

その他にも土日休みなのに
土曜日出勤する際は基本サービスでお昼代が千円支給されるのみ
新卒だった為、他の会社を知らなかったのでおかしいとは思いつつ聞けなかった
そんな時、その会社でかなり長く勤務されていた上司から衝撃的なことを聞かされる

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その上司は求人広告の営業をしていた方で、まだ世に出る前の広告を指差し
「ここ、ちょうどお前さんくらいの子探してるから」
「まだ若いんだから、早めに転職を考えた方が良い」

そう耳打ちしてくれました。
半信半疑ではありましたが、確かにおかしなことが多い。これは上司の言う通りにしてみようかな。。。

そのまま上司に勧められた会社を面接。初めての接客業でアルバイトからでしたがすぐに採用を頂きました。その為、求人広告の会社を流れるように退社
私は初めての接客業に!

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慣れない接客業に最初は大変でしたが、元々しゃべり好きなのもあり
今まで朝から夜中までパソコンと向き合っていた私に取ってすごく新鮮で
楽しかった。

新しい会社で一年弱ほど働いた時、元会社が潰れたと聞かされる。
びっくりして見に行くと、元会社があったビルはもう違う会社になっていました。。あの時よくしてくれた上司にきちんとお礼を出来ぬままになってしまった

色々おかしなところはあったけれど、元々アルバイトの面接で行った私を
せっかくの新卒なのだから、社員として雇ってくれると言ってくれた会社

この時私は、新卒だろうが社員だろうが会社が潰れてしまったら
何にも残らないのだと思った。

社員なら守ってもらえる。そんなことなんてなくて。。。
私を守ってくれたのは会社ではなく優しい別部署の上司。
会社の為にとその上司はすごく頑張っているのを見ていたし
潰れてしまった後どうなってしまったのか
考えるだけで胸が痛かった。。。

長くなりそうなので②に続きます。




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