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就職活動は失敗したけど、それが人生の糧になった話②


前回のおはなしはコチラ!

二次試験は、会社の会議室のような広い場所で行われました。

会議用のような長い机に座り、時間は一時間くらいだったかな?
(正確にはもう覚えていません)

お題は…その場で出されたお題をテーマに、時間内に
    できるだけ多くのキャラクターを生み出すこと

一次試験も奇跡的に受かったし
こうして有難いことに二次試験で会社に来る機会を与えて貰って
こんな素晴らしい経験させて貰えるなんて夢のよう!!!

この時はこう思いました!
お題を聞かされるまでは緊張でいっぱいでしたが、お題が出た瞬間

なんだか、楽しく書けそうな気がした。


二次試験に参加できたのは奇跡。
この奇跡を大切にしよう。

とにかく今を楽しもう*
そう、心から想えた瞬間。

自分が描きたいものを
描きたいように、思うままに。

あっという間の一時間でした。

会社で描いていることを忘れるくらい
楽しく描けました!

提出した時、すごく満足感でいっぱいで
結果よりも、楽しくできたことにもう満足していました。

二次試験を受けさせて貰った
とにかく楽しく描けた!
その気持ちで
満足感でいっぱいで

結果のことを忘れるくらい
満足感に満ち溢れていました。


数週間後、、、

届いた合否結果。



二次試験
まさかの合格!!!


本当に人生三本の指に入るくらい
驚いた出来事。

でも、この時の感情は…

嬉しい!!!!
ではなく…

急に、最終試験に残ったことの
現実が押し寄せてきて…

一次試験も、二次試験は
もう奇跡だから、楽しんだもん勝ち!

そう思っていて、現実味がなかった。
だからこそじぶんらしく、楽しくのぞめた。

それが奇跡に奇跡が重なって
まさかの最終試験に残るという
人生で運を使い切ったのではないかという事実。。。

ありがたいことに、何百人という中から
最終何名に残らせて貰えた

周りは名の知れた美大の方々の中になぜか私。

そのとんでもない現実に
突然飲まれた!!!!

今まで楽しく自分らしく描いていたのに

最終試験というプレッシャーに
押し流され

急に構えてしまった!!

そして、ここまでこれたことは奇跡!
その気持ちから

ここまで来たなら、受かりたい!!
そんな思いにシフトした。

最終試験は前もって課題が出された。

自分のオリジナルキャラクターを作り
その設定や商品展開などをファイルにまとめ

当日、会社のデザイナーさんやディレクターさんの前で
プレゼンや面接の流れだった。

今までは、夢のような体験だったからこそ

その会社の試験を受けたことを、専門学校の関係者に伝えていなかった。
だって受かるなんて自分自身が思っていなかったから。

不安に押しつぶされそうになった私は
ここで初めて専門学校の先生に相談することに…

オリジナルキャラクターを制作する専攻も選択していたので
まずはその担当の先生とキャラクターに詳しい先生に
詳しい経緯を含め報告!

この行動が、のちの自分の判断を迷わせる事になる…。

③へ続きます*

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