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【京都】その1(八坂又旅社・寿し大源・田原湯)

コロナ禍で延期にしていた新婚旅行として、京都に約一ヶ月滞在することとなった。せっかくの機会なので、備忘録として旅の記録を残していきたいと思う。

夫婦揃って楽しみにしすぎて、予定より早起きしてしまった。荷物の確認をし、部屋の片付け、ゴミ捨て、熱帯魚の自動給餌器と水位の確認、部屋の隅に虫除けスプレーを噴射して、いざ、出発!

新幹線の乗車駅である品川駅にもかなり早めに着いてしまったので、ぬる燗佐藤でお蕎麦をいただき、出発時間までカフェで時間を潰す。気持ちが前のめり過ぎて(大好物だから)、うっかり抹茶ラテを注文。味はそれなりで、今考えるとなぜ京都まで待てなかったのか…

辛味そばと付け合わせが美味でした

新幹線に乗って2時間ちょっと。前半の1時間はがっつり寝て、後半の1時間は来月受験予定の色彩検定UC級の勉強をしながら過ごす。酔った。新幹線の中は多目的トイレが多くあって今時だなと思った。満席で外国人観光客や家族連れも多く見られる。

京都に到着すると、生暖かい風とほのかにお香のような香りを感じる。あと、世界中の人たちが集まってるっていう感じの匂い。うまく表現できないけど。タクシー乗り場で50メートルくらい並んだ気がするが、客を捌くお兄さんがテキパキしていて思っていたよりすぐにタクシーに乗ることができた。そしてホテルへ。チェックインして館内を探検して、外へ散歩にでかける。

雨女の本領を発揮してしまって(?)雨だったけど、程よく涼しく気持ちよく散歩ができた。

途中、八坂神社又旅社を通りかかる⛩️

夫が学生時代に住んでたアパートまで行き、最寄りのファミマへ寄って、当時と変わらないお姿でレジに立っていたオーナーさんにご挨拶してた。夫のこういうコミュ力見習いたい。

そして、寿し大源へ。

開店と同時に次々とお客さんがやってくる

こちらは京都に来る度に夫がお世話になっているお店で、元気で粋な大将が握るお寿司は、ネタがとっても大きくて新鮮で本当に全部美味しい!パフォーマンスも素晴らしい。一般人の3倍くらいのスピードで華麗に寿司を握っている大将の姿を見ているだけで、お酒が飲める。女将さんの冗談も場を盛りげてくれる。今日この日のために1ヶ月くらい寿司断ちをしてきた甲斐もあり、涙が出そうなほど美味しくいただいた。(なお、食べるのに夢中で寿司の写真がない)

帰り、堀川商店街の看板が並んでいて素敵
ライトアップされた二条城

腹ごなしに歩いていったんホテルへ。支度をして、私は銭湯へ。夫はバー巡りへ。新婚旅行なのに別行動。我々夫婦は己の欲求に忠実なのである。

看板がなんとも味がある

田原湯へ到着。七福神の暖簾がかわゆい。こじんまりしているけれど、地元の方が愛用されてるお湯なんだなぁという感じで、置きロッカー?の棚がおそらく地元の方々の荷物でいっぱいだった。

浴場は貸切状態。久々の銭湯に心躍る。なぜか温かいお湯は固定式のシャワーからしか出なくて、カランは赤と青の2種類のレバーあるけど温度低めのぬるま湯と水が出る。だから体を上手いことくねらせて、固定式のシャワーだけで何とか髪と体を洗った。おそらくもっといい方法があったのだとは思う。

浴槽は、これまた絶妙にぬるいジャグジー風呂、電気風呂、深緑っぽく色の着いたお湯、サウナ、水風呂などがあった。もちろん全部一通り入った。気持ちよかった〜。色の着いたお湯が熱めで好みだった。あれは何風呂だったのか聞くのを忘れてしまったな。

ロッカーの鍵が腕を通す紐付きの金属のプレートで、サウナに入ると鍵も熱くなっていくから困った。あれはどうしたらよかったんだろう。いったん外せばよかったのかな。サウナ初心者過ぎて...5分の砂時計が全部落ちきらないうちに出てきてしまった。

浴場から出て着替えて、レンタル式のドライヤーで髪の毛を乾かす。10円玉のみ入れられて20円で3分使える。手持ちの10円玉が30円分しかなかったので、気合いで乾かすものの6割くらいの完成度。残りは夜風に任せるとして、できれば10円玉をもう少し用意しておくべきと勉強になった。

店主さんの「おおきに〜」の言葉をきいて、あぁ京都に来たんだなぁとしみじみしながらホテルへ戻る。

そして、ホテルの落ち着くラウンジでこのnoteを書いている。一日をこんな風に詳細に振り返ることはあまりないからいつまで続くかわからないけど、気持ちよく過ごしていることを噛み締めながら、新婚旅行を楽しんで行きたいと思う。

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