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澤近泰輔65祭 TheChronicle感想

先日は、澤近先生65歳のお誕生日を全国の方々とお祝いしました。昨今のコロナ禍を経て、大勢で集まり大合唱をして祝えること自体が本当に素敵な有り難い機会なんだという事を改めて感じました。ステージ上の演者の皆々様の表情が笑顔でそれを受け取る事ができました。仕事とはいえ、あのような表情を見てしまうと虜になってしまいます。たくさんのパワーを頂いてフル充電で帰宅しました。

たくさんの紙飛行機を鞄に忍ばせて、ロビーでは貴重な楽譜を手に取ってみていいよとの事で楽しみにしていたら、そこには
Fukuoka、君が愛を語れ、世界にMerry  Xmas、僕のwonderful warldなど
実際の手書き楽譜がありました。紡ぐピアノメロディーの美しさで輝いていました。

最初の曲は、振り返れば奴がいるのサントラ‘‘Nurse”です。この曲が入っているアルバムは、矢賀部さんやS.E.N.Sさんと打ち込みをいち早く取り入れて作った、言わずと知れたアルバムです。全編がインストルメンタルいわゆる歌詞なしのドラマを盛り上げるための楽曲ですが、心の琴線に触れるのはこのような曲だと思います。そのまま Breath of Blessへ。最期の最後まで残る名曲だと思います。YAH YAH YAHの若い勢いと上昇気流に乗ってどこまでも高みに行けた頃から、今日まで紆余曲折の山あり谷ありでしたが、音楽はずっと中心に在り続けた大切なものだったんだと再認識しました。

次に宇海さんのTime to Say Goodbye サラブライトマンの楽曲です。気持ちよく伸びやかに歌われていました。ミュージカルのオペラ座の怪人を歌っていた宇海さんにはぴったりだと思いました。それからがらっと変わり 工藤静香さんの恋一夜。次に信じる人(ひと)へ。悲しい時は笑え笑えと。続いて中島みゆきさんのファイト!先生がレシピを出して、どう調理するかの試練を課しているそうで、なかなか台詞ありの難しい曲に挑戦しておられました。そして満を持してのWINDY ROADです。準備してきた紙飛行機を一斉に飛ばしました。拾っては投げ、拾っては投げ、ステージにはたくさんの飛行機が舞い降りました。フジテレビFNSチャリティーソングにも選ばれ楽曲自体の持つ力を感じることができました。もっと遠く遠くまで♪からの答えはその中にある♪までのサビは心に残ります。最後は夕景。先生自らの弾き語りです。真っ直ぐさや照れなど、色々な感情が混ざり合ってのストレートな姿をしかと聴き、見届けてきました。

二部は、佐々木良さんと澤近先生のユニットでササチカより。語呂がコブクロのような感じですけれどとおっしゃられていました。曲は、昔の約束。サタデナイ。そして心配ないからねと、そっと寄り添うKANさんへの愛は勝つ。今日は来られなかったKANさんを、遠くから思いやる心遣いに会場はひとつになれました。時空を越えました。来られなかったといえば、来たかっただろうトミーさん。火曜日はいつも生放送だから仕方なかったけれど、お祝いに駆け付けたかった事だと思うので、トミーさん分もしっかり見届けてきました。続いて八神純子さんの明日の風、TERRA~here we will stay この曲はTERRAはラテン語で地球を表していて、11分もある壮大な曲です。全身集中で歌っておられて、ただただすごいなぁと。身体のどこからあのようなエネルギーの塊みたいなのが出せるのか不思議でした。そして、いよいよストライプジャケットのスーツ姿のASKAさんの登場。八神純子さんとのデュエット。ふたりで肩を抱きつつ歌う姿に目が♡状態。
もうはっきりと言います。IDの初日、円形の中央ステージのデュエットがフラッシュバックして目頭が一気に熱くなるのを感じました。これは年季が入ってずっと聴き続けてきたご褒美みたいなものですね。この曲の威力は遠い記憶を呼び戻してくれます。♪星の時計に包まれるからでは
本当にふたりが遠くにある星の時計を見上げているように丁寧に、見えているように心を込めて歌っているのが分かって心が震えました。
♪触れるそばから輝きだす🎵なんていう名曲なんでしょう。なんていうデュエットソングなんでしょう。もう心がいっぱいで持ちませんでした。二曲目ははじまりはいつも雨。何度も何度も繰り返し歌われて、キーが高いにもかかわらず、ぎりぎりで歌うその姿。在りし日の伸びやかな歌声でちょっとばかり補正されつつ、経た時を実感してしまう曲。万人に受け入れられた名曲。メロディーや歌詞に優しく包まれていきます。そして、最後を飾る名曲PRIDE。もう何もいう事はありません。ASKAさんの譲れない心の中に昔からある大切な守るべきPRIDE。譲れないPRIDE。誰も知らない涙の跡や、抱きしめそこねた恋や夢やそういうものひっくるめたPRIDE。音楽に懸ける情熱や愛情、心の鍵を壊されても失くせないPRIDE。ASKAさんのそのPRIDEの持つメッセージが心にとても響きます。2018年のTHE PRIDEツアーの中でも、本当に戻ってきて下さった。待っていてよかった。心底思ったあの時に重なって、涙腺はとめどなく心の中を流れていきます。Love is aliveは円形のステージが見え、PRIDEは2018年の復帰後のステージが見えました。歳を重ねると涙腺はますます弱くなるとは、こういう事なのかなと思わずにはいられませんでした。そして僕たちの大航海で締められました。澤近先生の、最初は小さな小舟で海へ漕ぎだしたんだけれども、いつの間にか陸も見えないところまで来てしまっていて、装備も十分とは言えずオールみたいなものしかなくて、とても心細くなったような感覚だった。と初心の頃の心の内を打ち明けられていました。それを聴いての僕たちの大航海。大団円に繋がりました。シャカリキコロンブスのような大航海時代は、♪まだまだ見果てぬ夢をつづきふたりで語り明かそう♪という、まるでVISIONが流れてくるような、未来を望めるような幸せな気持ちになりました。

舞台が終われば、ストリングスの11人のお姉様方々も、関さんも、惠美さんも、佐藤さんもそれはそれは笑顔が素晴らしく、見ているだけで幸せが飛んでくるような満面の笑みでした。

追伸
ASKAさんは、東京タワーの置物を二つ用意して、一つは澤近先生へ背の高い大きい方と、光る小さい方を用意して、どちらか選んでね。同じ33年生まれだからと。プレゼントされていました。

追伸2
絹擦りの龍の剣道袋に入った名入り木刀を、先日の日本一になったお祝いでプレゼントにもらっていました。とてもおめでたい事です。でもその時に全国高齢者のところでクスっと笑わせていて、お茶目な一面が見えました。

追伸3
ステージが始まる暗転の時の惠美さんの行動。ピアノに座って、音合わせ。もうなぜか予想外過ぎて拍手喝采。

追伸4
泣いたり笑ったりのステージでした。

追伸5
YAH YAH YAHのサントラをまた広めたくなりました。家に帰ってからもCDを引っ張り出してきて聴きはじめてしまいました。

追伸6
関さんのギターも、惠美さんのベースも、佐藤さんのドラムもノリノリで最高でした。なんてかっこいいんだろうと輝いて見えました。

追伸7
来年も続いていくお誕生日会になりそうでした。

追伸8
直筆楽譜の件は、Fukuoka、君が愛を語れ、世界にMerry  Xmas、僕のwonderful warldなど貴重すぎました。

追伸9
東京のプリンスホテルのディナーショーから、ディビットフォスターとのみなとみらいホール、Wonderful Worldの東京国際フォーラムホール、町田市民ホールと、場所によってスピーカーや会場の大きさで印象も全然変わるし、音響なども違って、それぞれだなぁと思いました。

追伸10
町田市制65周年と掛け合わせて、実施しているこのイベントの手作り感。これは物販なども含めて、集客の広告の仕方など、プロモーターの影響力みたいなものが、今回は人海戦術みたいな印象を受けて、これからも輪が広がっていかれればいいなと思いました。

追伸11
デザインしたクロニクルのTシャツは、着痩せには個人差がありますとおっしゃられていましたが、この書き綴った感想も個人の感想です。などと真似して言いたくなってしまいました←伝わるかな

感謝の気持ちいっぱいでした。
素敵なステージをありがとうございました。
クロニクルという年代記の一ページに参加することが出来て、また新たな扉を開いていけそうな気がしました。今回を通して生れた短歌は

”誕生日みんなと祝い大合唱クロニクルなる新たなページ” でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


町田市民ホール 2023.6.20
曲順リストが発表されていました
振り返れば奴がいるのサントラ
名曲揃いです








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