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David FosterとASKA夢の共演感想

いやはや、良かったですね。本当に。最高のライブでした。しっかりと楽しみました。コロナ禍でライブが制限されていましたが、やはりライブがある世界は潤いを与えてくれますし潤滑油であり心の在り処を示してくれます。

曲のセトリと共に振り返りましょう!!ではさっそくいってみましょうー!

会場に入ったらgoodtimeなどを聴きながらの開演待ち。わくわく、いよいよの開演を静かに待ちます。このぴあアリーナMMは黒を基調としたアリーナで、音響もとてもいいのでライブにはもってこいのホールです。大音量で迫力満点。生ライブは、体全体で感じられるし、大きな会場でたくさんの人が集まって一体感っていうのかな、ライブの良さって、その時のその纏う空気感みたいなものが、大感激を誘います。

三年。コロナ禍の最初の頃は、この横浜の船も港も大変な事になっていて、
ライブどころではない空気感と世間の風潮でした。マスクして声を出さないで集まってはいけない、ライブなんてもっての外!だと緊急事態宣言が出されていました。学校は休校になるし、世界がどうなってしまうんだろうか不安に苛まれていました。少しづつ落ち着きを取り戻してきて、今はライブが行える世界がやっぱりとても素晴らしくいいです。

SAY YES 
何度も何十回も何百回も歌われて、もう本当に飽きているんじゃないかと思うけれど、名曲は名曲。愛には愛で感じ合おう!の世界は、やっぱり伊達じゃない。真実。見せかけなんかじゃないです。誰もが知っていて、その中のどこかに本当に大切な事が伝えられている気がします。

憲兵も王様もいない城
逃げりゃ追いかけてくる…追いかけりゃ逃げてゆく人生ってヤツは愛らしい
追いかけっこしているようだけれども。
ひまわりのような笑顔ってお日様だけしかわからない土の中ささえつづけるもの。
こういう歌詞。深い。深い。土の中は見えないけれど、確実にそこが大切。

共謀者
Nothing Will ever change.We are the one  .
俺たちはひとつ名で結ばれちまってるよ
最近見たアカデミー賞を総なめにした映画の
Everything Everywhere All at once でも We are the family
って言っていたし、We are the champion も。We areは一つになれるキーワードです。なんか仲間とか、連帯感っていいですね。ただの烏合の衆ではだめそうだけれど、企てたたくらみを持ち寄って秘密を共有しあうのは楽しいし、この曲には、きれっきれのかっこよさがあります。

迷宮のReplicant
この曲をライブで聞けるのは新鮮な気持ち。なかなかお目にかかれないのではないかなぁ。あの日の靴音赤茶けた煉瓦の町愛した人さえ記憶のReplicant
このフレーズ、このメロディ、とても印象的です。最初のイントロ部分から
いざなう雰囲気が独特です。

はじまりはいつも雨
言わずと知れた名曲。はじまりはいつも雨について語ろう企画があった時、それぞれみんな各自に物語があるんだなと再認識。同じ曲でも見ている風景はひとりひとり違うし、結婚式とかいろいろな思い入れとともに幸せと隣り合っている人もいるんだろうなと思います。このシングルが出た時のカップリングの君が愛を語れも大好きで、何度聞いた事でしょう。

MY Mr LONELY HEART 
光の照明と澤近先生のピアノと、是永さんのギターなどなど釘付けになる場面が多数。歌い出しから、いいなぁが全開でした。
心の繊細さ、心情、優しさ、切なさ、こころのひだに触れられます。

Davidさんの登場
こんばんは!!って。もうもうGood evening~~~!!ですよ。
ASKAさんが英語で、ケルテックウーマンのYou raise me upを熱唱
I am strong when I am on your shoulders
You raise me up to more than I can be 
こんな風に洋楽を歌い上げてる姿を聴けて胸いっぱいになります。

Love Theme from St. Elmos Fire (Feat.Kenny G)
ケニーさんのジャズサキソフォーンも映像で出演

Davidさんは、それはもうグラミー賞をたくさん受賞していて、(調べたら16回もで!)今年話題になったトップガンの映画に、もしもメロディーをつけたなら、きっと賞とれていたよね?みたいな大らかなアメリカンジョークを飛ばしていて、偉大なのにとてもフレンドリーな
会話が繰り広げられている光景を目撃してしまいました。

その後、「Hard to say I'm sorry~素直になれなくて」を英語で一緒に歌いましょう!!って。でもね、ライブ会場ではまだマスク着用だし、うまくひとつになりたいのに、なれなくて。Davidさん、途中で、ちゃんと歌って?と、おちゃめに合唱をサポート。一緒に歌えるようにと歌詞も表示されていて、みんなで大合唱。

その流れのままTerminal melodyのあの曲へ 
I Will Be There With Youですよ
なんて胸がいっぱいになるんでしょう。このメロディーはずっと毎週ラジオで聴き続けたお蔭でしょうか。
…2曲目はちょっと勘違いだったのかもしれなくて
Glory of Love だったよって。ごめんなさい。とにかく舞い上がっていて記憶が。。

そして薫さんが満を持して登場
尊敬するセリーヌデオンの「To Love You More」を熱唱。もう神がかっていましたね。セリーヌさん乗り移っていましたよ。もしかしたら「The Power Of love」を歌うのかなぁと思っていたりしました。いずれにせよ力強いし、パワフルで、かっこよかったです。

DavidさんとASKAさんと澤近先生と即興曲!! 
曲を適当な鼻歌みたいに、その場のノリや雰囲気で、穏やかなメロディーが作られて、一回しかできないといいながら、まさに一期一会のような演奏が披露されていきました。音楽でセッション!アップな感じより落ち着いた感じでというリクエストもなんのその。その場でミラクルスーパーな音楽の交流が生まれていました。

もうびっくりする上で、さらに「誰か歌ってみたい人ー!?3人まで!!」っていうムチャブリと「30秒以内でステージまでに来て」って。もう目が白黒。対応してどなたかが「ハーイ」って、そんなもうびっくりしました。
こんなやり取りをアリーナ会場でしている光景はサプライズ過ぎでした。。

Davidさんは、ASKAさんが日本語で言うと、おちゃめに英語で言ってよ!とか、I'm sorryは日本語で何て言うの?と、とても気さくにフレンドリーに話しかけて下さっていました。遠くから来日して下さり、音楽を通して交流している姿が本当に嬉しかったです。

Man and Woman
どのフレーズにも心を感じるのだけれど、すぐ消えそうな”窓の滴”のふとした瞬間を掬い取り、歌詞に繊細に表現するから、もうキュンですよ。
優しいメロディーに包まれます。

next door
僕らはきっとこのままでこのままで 
僕らは何も変わらずに変わらずに

冷たそうなドアをこじ開ければ
思う場所に行けるだろうか 
惜しむことも許されない姿で 

次のステップに行くのか?変わらないものなんてあるのか?(いや無い)
とにかく冷たくて重そうなドア。開かなそうなドア。目の前に立ち塞がるドアの向こうは未知なる世界。誰にも分からなそうで。答えなんかなくて。そんな人生の扉をいくつもいくつも選択して通ったのか通り過ぎたのか。その人生の途中に人は居て。そこには様々な葛藤や感情があって。。
時の流れと、それぞれの思う場所。next  door。
この曲で感情が。感情が持ちません。

PRIDE
Hard to Say I’m Sorry
交互に歌うから、もう泣きが入ります。涙涙涙。感涙。素直になれなくて。シカゴの名曲で、Davidさん作曲 ごめんなさいというのは難しい、
でも本当にごめんねって言いたい 
この究極のコラボ。だれですか?
こんな泣かせようとしてくるのは。

Red hill
大変ですよ。
もう次々に押し寄せるラストナンバーみたいな曲のオンパレード 私、書いてる傍からも、思い出しては心臓が持ちません。

けれど空は青~close friend~
けれど空は青を聴いている私。私生きてたかしら?大丈夫?「この曲は高校時代を一緒に過ごした友人、親友のために書いた」と言われていますが、長い嵐の夜に対する青空がとてもさわやかで、優しさに満ちて温もりのある曲だと思います。誰の心の中にもあるような、親友と素直に解り合えている感覚。どん底の絶望の中からの、支えてくれるような希望の青空。

,,,夢中で書いていたら、真夜中を過ぎてしまっていて眠たくて、見返して読むと何を書いているのか分からなくなっていました。。
でも、けれど空は青は昔から好きな曲だなって思っていて。残らずに残さずに心のあるままに信じれば信じればいつもの空何気ない風景のいつもの空。変化する空だけど。空は空。どこまでも空。宇宙空間までいっても空は空。どこまでも。
見上げれば空がある。当たり前ですが。けれども空は変化します。戦火の赤い空かもしれない、雨の曇った空も、夕焼け空も朝焼けも。夜の宝石に満ちた星空かも。鉛色の空かもしれない。でもでもでも、どんな表情でも空はそこにありますね。
余談ですが、ASKAさんは飛鳥の名前って飛ぶ鳥。空がとっても似合います。ASKAさんが作った空の言葉が出てくる曲を数えたら100曲を超えていて。都会の空を見上げれば、深呼吸して空を見上げよう、たとえ空がひび割れて嘘を落としても。空色の草原に僕はソファーを置いて。見上げたらモーニングムーン、星をよけてふたり。空をよほど身近に感じている風に思います。

リハーサル
やりたいことをやるやりたいように 
声のつづく限り抱えたギターを鳴らして
歌詞から思い浮かべる景色は、どこまでも。
大きなスピーカーがある歌う場所、ハンドルを握る車の中、なぜかギターケースをかかえて歩く姿(紫色のラメか何かで名前有り)(勝手にかっこよく作った想像ですが)目の前に絵が広がります。

晴天を誉めるなら夕暮れを待て
どうしてもどうしてもあの頃に戻ってしまうのを
許していただけるのでしょうか。
懐古主義とかで、昔を懐かしむ事が絶対に悪い事でもないような、今が大事なのは120パーセント分かってはいるのですが。初めて聴いたあの頃に気持ちが、意図せずに飛んで行ってしまいます。

晴天を誉めるなら日没を待て。本当はこちらの言葉の諺だとラジオで話していらっしゃったのがついこないだのようです。青い天(そら)から、夕暮れに変わる空。空の色が変化していく様子。
日没近くの夕陽を見るまで本当の真意は分からない。人生も。命尽きるまで愛しつづけたいって、ちょっとやそっとで言えないフレーズ。
真っ正面切って歌い上げていて、いさぎよいですね。会場では手の振り付けも相まっておおいに揺れていました。95年1月1日のお正月に発売されて、ラジオのプロモーションもしきりにしていて、まさかその1月17日に阪神淡路大震災が起こるなんて夢にも思っていなかったので、その衝撃たるや落差というかも記憶に残っています。
歌詞とリンクして思い出されます。

YAH YAH YAH
これは、もうチャゲアスの代名詞みたいに爆発的に、世間に流れていましてサビの歌詞が無く、みんなが歌える曲でおおいに盛り上がりますね。
SAY YES  と YAH YAH YAHはライブでも大勢の人が拳を振り上げて歌っていました。その拳は、何か時代を象徴していたような、見えない何かに立ち向かっていくような連帯感と、すごいパワーがいつも溢れています。
そのパワーは負の力を、根こそぎ奪って吹っ飛ばしてくれるみたいでした。

Be free
これはもう落ち着いた曲というよりも、開放を求める心の叫びみたいです。自由になりなさい楽になりなさい 誰かにそんな風に言ってもらいたいと 事件が明るみに出て、いろんな報道や世間からの注目度の高さもあり どれほどのダークな部分の、押しつぶされそうな胸の内の吐露ですね。
最期にファン会報とともにCDが配られて、ファンクラブの解散がありました。光ばかり見えていたけれど、その影の思いが胸を打つ歌になっていますね。

僕のwonderful world
僕の腕にリボンをかけたような光を見てた
春休みをリュックに入れたような
とっても穏やかな僕のwonderful world
コロナ禍で弱っている気持ちを、ほぐすようなあたたかい曲を、癒しの歌を歌ってくださいました。自分で自分を救う曲を書いたそうですが
コロナ禍は不安とか理不尽な事も制限もたくさんあって精神的に弱っていたりしていて、気持ちが沈みがちだったりしました。けれども音楽はいつでもそばにいるよ。いてくれるよ。
と届けて下さったプレゼントのような曲でした。

そんなこんなでこのライブ。セットリストの曲を眺めているだけでも蘇ってくるし、まだ音が心に残る、とてもよいライブでございました。
この気持ちを早く書き留めておかないとと、必死にキーボードをたたき、流れの勢いで書いておきました。

この先もライブに行ける時は参加して聴いておきたいです。精神的にとても向上心に火が付きますし、力をもらえます。まだまだやれそうだなどと、鼓舞されます。夢は口に出して言っておけば、自分の耳が一番聴いていて、そのようになっていくから。ともおっしゃられていました。
デビットさんとの共演、薫さんとの共演が、
忘れられない一日になった事。しかと目と耳と身体全体に焼き付けて帰ってこられました。しばらくまた頑張れそうです。

昨日はブルーノートでライブ、19日は西宮でのライブです。この興奮をはやくみんなと共有したくてうずうずしますが、西宮が終わるまでは、まだアップしないでおきます。→今回西宮まで完走できたようなので、さっそく上げます。

とにかくライブが最高でした。
でも確かににライブに行けなかった人もいらっしゃいます。かつての私にも行けなかったライブがあります。今回は撮影が入っていたそうで映像に残るらしいですよ。少しでもこの感想が伝わったならば、また次のライブで共有できたらいいなと思います。

最後に、素直に好きだなと思えるものはパワーがあって、やっぱり自分のテンションが上がります。最高です。

ASKAさん、DavidFosterさん、宮﨑薫さん、
ASKAバンドの皆さん、ライブの関係者の方々、
素敵なライブをありがとうございました
おしまい


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