雑記 「分かる」と「分ける」と、サンタの正体と。

「分かる」と「分ける」と。
(I don’t understand と I understand と。)

分からないことが分かることとは怖いことのように感じる、
この気持ちはなぜだろうか。

サンタクロースの正体について感じ取りそうだった時のような、
魔法が解けるような、
分かるよりも、
分かると分からないの間にいることの方が楽しいことのようにも感じる。

いや、分かると分からないの間にいることが楽しいことのようで、
その楽しいを失うことが怖いのだろうか。

分かると、(分かってしまうと、)
その次の瞬間、分からないに気づく。
分かるとはそういうことのようだから、
どこまで分かると分からないが続くのだろうかと、
際限ないことを恐れるのだろうか。

いや、いつか分からないことがなくなることが怖いのだろうか。
そんなことは起こるのだろうか。

サンタクロースの正体が分かった後はどうだっただろうか。
分かったはずの正体には、やはり分からないという続きがあった。
そしてそれがまた分かった。
その続きはどうだっただろうか。

魔法は解けるほどに、存在するようにも感じる。

分かると分からないの間の楽しさと、
その続きがあるということ。

サンタクロースの正体は分かるし分からないし、
楽しさは今も存在する。


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