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一人興奮してnoteに手を合わせた日。

今日、ふと思い立ち、noteでの自分のペンネームをGoogleで検索してみた。
!!‥‥出てきた。
信じられない。
あんまり閲覧されていないはずの記事も、ずっと前アイキャッチに使った手描きのイラストも、使わせてもらったみんフォトの画像も。アイコンこそ表示されないものの、関連するもの(主にアイキャッチ画像だけど)が複数表示される。
すごい、すごい、noteすごい!
思わず一人興奮して、感謝の意を込めてnoteに手を合わせた。


これって私のスマホから検索したからかな。何かの手違いかな。そう思ってもう一度名前を打ち込んで検索をかけてみた。
あれ?‥‥出てこない。
なんだ。さっきのは幻? やっぱりAndroidがちょっとおかしかったんだ。がっかりして検索窓に打ち込んだ文字を確認したら、なんのことはない「実果」の「果」が「花」になっていただけ。単なる漢字の変換ミスだった。正しい漢字に変換して再度検索をかけたら、ちゃんとまたヒットした。


嬉しかった。
なんせ夢が一つ叶ったのだ。大袈裟かもしれないけれど「名前をGoogle検索したら上位表示される」というのは私の小さな野望の一つだったから。
別に有名にならなくたって、大バズりや大炎上で拡散されなくたって、今時検索してヒットすることは、そんなに珍しいことじゃないかもしれない。だけどGoogle検索する人が見るのは、たいてい最初に表示されたページか、せいぜいその次のページくらいだと思う。だから検索した時、すぐに自分の名前(ペンネームだけど)が目に飛び込んでくるって本当にすごい!


もちろんこれが、自分の努力の賜物でないことくらいは知っている。noteサマサマだし、多少でも読んでくれる人がいたおかげだと思う。
noteというプラットフォーム自体が、検索上位になりやすいというのは知っていた。それでも、その中でも検索してヒットするのはフォロアーが千〜万単位のようなインフルエンサーの人たちだと思っていた。
SEO対策なんて難しそうなことは考えられず、文章の構成もろくに考えず、気ままにつらつらと想いを綴っているだけ。こんな自分がGoogle検索でヒットするなんて、何年先になることやらと途方に暮れていた。それがこんなにあっさりと叶ってしまうなんて!質とか内容とか実績なんかはさて置き、やっぱり私にとってはちょっとテンションの上がってしまう出来事なのだった。


ただ、検索のことに関して、自分で一つだけ工夫したことがある。それはペンネームがネット上でダブらないようにすることだ。
考えた時は結構悩んだし、思いついたペンネームは検索窓に打ち込んでヒットするか試した。気に入ったものでもすでに名前の持ち主がいたら、漢字やひらがな違いでもなるべく使わないほうがいいと思った。
そうして出来上がった名前は検索との兼ね合いでできたものだし、大した意味はない。でも本名から好きな一文字を取った。あとはバランスと雰囲気。わりといい名前だと思っている。
SNSで発信を始める人なら、当たり前にみんなしていることかもしれないけど、名前って大事だと改めて思った。


名付け親でもあるリアルの私は、立花実果がこれからもネット上で自身の納得のいく表現をし続けていけるよう願いたい。そしてそれが叶う場所は、今のところnoteが最善だと思っている。


InstagramもXも、別名で使っていたことがある。投稿していたのはデジタルイラストだし、続かなくてやめてしまった。描いていたイラストが未熟だったことはもちろん、多分私の運営方法は何から何まで間違っていた。
現在のnoteの使い方だってヘタクソだと思う。でも、過去に利用していたSNSほどつらくはない。何時間もかけて描いた絵が、一瞬で流れていく。いいね0はデフォルト。それでも上手くなることを目的に、気にせず続けようと思った。だけどすぐに心が折れた。苦しくなった。一度投稿をやめたら、あっという間に一週間、一ヶ月が過ぎていった。別に誰にも見られていないから気にする必要もないのに、なんだかフルマラソンで途中リタイアしたみたいな気になって、静かにアカウントを削除した。


もし今また日常や書くことに疲弊して、ふらっとnoteから距離をおくことがあっても、きっとアカウントを削除することはしないと思う。多少後ろめたさを感じながらも、またしれっと出戻って記事を書き始める気がする。(実際、最初の頃の投稿も、かなり間が空いてしまった時期があったし。)
投稿を休んでも誰かに迷惑をかけるわけじゃない。というか誰もなんとも思わない。でも続けられない自分に嫌気がさしてしまうのだ。
焦燥感を完全に消すことはできないかもしれないけれど、noteはやっぱりどこか優しくて懐が深い気がする。


機械的な反応なのはわかっているけど、「スキ」をすることもされることも褒めてくれる。連続投稿した時も。執筆を休憩するときは「おつかれさまです」「疲れたら目を休めてくださいね」。まだ知らない褒め言葉やねぎらいの言葉とも、これから出会えるかもしれない。まんまと癒されてしまっている。


読んでくれている人がいることも、もちろんものすごい励みになっている。やっぱり自己満足の一人相撲には限界がある。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。




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