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はじめての鍼灸で新しい扉を開けたはなし

先日 生まれて初めての「鍼灸」を体験してみた。鍼(はり)をさされるので、たまにチクッとした痛みを感じることもあったけれど、基本は筋肉への謎の圧をでほぐされたような気がした。お灸の方も、思ってたような熱さは無くて心地よい温かみだった。


受ける前のイメージ

鍼ってそもそも針と何か違うのかなと思って調べたところ、意味としては基本同じらしいと分かった。ただし、日本では慣用的に鍼のほうを治療用として使用しているとのことだった。

やっぱり針なんだ。針でさされるってやっぱりなんか怖いなぁという印象があった。でも、怖いもの見たさみたいな感じで、いつか受けてみたい気もするというのは前々から思っていた。
お灸については若干の怖さはあるものの、鍼よりは肉体への打撃がなさそうなので、あまり怖いイメージは無かった。

受けようと決意

ある日いつものようにロウリュウで整おうとスパイアスに行ったところ、なんと15時まで予約でうまってしまっていた。16時以降に空きはあるものの、けっこう時間があるしなぁと思い、何かマッサージを受けることにした。予約の機械をポチポチして、どこにしようか悩んでいるときに何故だか目に飛び込んだのが「鍼灸」だった。

何故か、せっかくだから「鍼灸」を受けようと思った。なんでせっかくなのか分からないけど、あのときの私はそう思った。そして、あのときはイアスで初めてマッサージを受けることにドキドキはしたけれど、なぜか「鍼灸」を受けることにはドキドキしてなかった。単に深く考えてなかっただけだと思うが…笑

いざ鍼灸

ついに予約の時間がやってきた。受付を済ませ、鍼やお灸の注意点を説明され、内容を確認し同意書にサインをすると施術室へ案内された。背中側がマジックテープで開く上着に着替えたら、いざ施術台へ。

背中のマジックテープが剥がされ、鍼とお灸の準備をしながら、鍼灸師の人が「初めてなんですよね?怖くなかったですか?初めての人ってけっこう店の前を何往復もして悩んだり、ペアで来たりする方も多いんですよね〜。」と。

確かに!
そういえば怖くて今までやってなかったんだ!

鍼灸師の言葉を聞いて、私の中に一瞬の衝撃が走った。でも、もうここは施術台の上。しかも、もう背中も開いている。一瞬のビビリはあったものの、もはやここまで来たら覚悟を決めるしかないと諦めた。

最初のひと鍼目をどこにさされたか覚えてないが、特に痛くはなかった。ひざの裏はちょっとチクッとした。首が凝ってると伝えたので、けっこういっぱい首周りはさされてたと思う。首は筋肉が凝り固まってるからか、びっしり本が入った本棚に無理やり隙間を作って本を入れてるような感じで、筋肉の隙間に何かを押し込まれてるような不思議な感じがした。後頭部にもさされたので、頭から足の先までけっこう幅広くさしてもらった。

勝手に鍼とお灸は別のタイミングでやると思ってたら、鍼がささった状態でお灸も始まった。皮膚の厚さは人によって全然違うから、熱かったらすぐに教えてくださいとのこと。ふくらはぎがちょっと熱かったけど、耐えられるなぁと思って何も言わなかった。事前のイメージ通り、お灸はそんなに痛さとか熱さとかはなかった。お灸は燃え尽きたらすぐに外された。5分くらい鍼をさして放置して背面は終了した。

続いては仰向け。今度は顔にも少しさされるのでちょっとドキドキ。頬のヨコの輪郭あたり、眉あたりにさされ、こめかみあたりに鍼がささったときのこと、首にさされたときの何倍も強力な圧を感じた(痛くはなかった)。鍼灸師の人も「めちゃくちゃ固まってますね。首じゃなくてよほどこっちのほうに問題がありそうですよ。」と。ですよね。私もそう感じました(笑)となった。こめかみの鍼には電極を繋がれて、電気を流しながら10分くらい放置して施術は終了した。

鍼灸を受けて

なんとなく首は柔らかくなったような気がするので、また鍼灸には行ってみようと思っている。

数年前から自宅でYouTubeのヨガをやったり、リングフィットアドベンチャーをしたりして、身体のメンテナンスを気にし始めた。30代になってからは身体のメンテナンスの重要性をより一層感じるようになり、ヘッドスパなどお金を使ったサービスを試すことも増えた。今回の鍼灸もそうだけど、セルフでは気づかなかった身体の不調に気づくことができて、セルフケアの質向上にもつながるので、人に身体をみてもらうのも大事だなと思う今日このごろ。

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