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アイデアは真似されても大丈夫なんだと気づいた話

先日、とある計画とそのアイデアを喋った相手に真似されてしまい、なんだかモヤモヤしてしまったことがありました。

別に真似している人は何か悪いことをしているわけではないのに、それでもやっぱりいい気はしない。

皆さんも、そんな経験ないですか?

アイデアを真似されるって、あんまり気持ちいいものではないですよね。

でも、考え方を少し変えてみたら、その嫌な思いがスッと解決したんです。

それなので、今日は、同じような思いをしたことがある人のためにも、備忘録を兼ね、その時思ったことを書くことにしました。

とはいえ、自分のやっていることを真似されるのは純粋に嬉しかったりもしますよ!

自分も旅に出ようと思った!

私もプログラミングを始めました!

自分の好きなことをして生きようって思った!

って報告してもらえたり、そういうのはめちゃくちゃ嬉しいです。


真似さられたら喜ぶべき**

そもそも、

真似されるということは、誰かに

「いいね!」「いいな!」と思ってもらえたということですよね?

「つまんね」と思ったことを真似するような人はいないでしょう。

そしてよくよく考えたら、私だって、毎日「あれいいな」と思ったことを自然と真似して生活してます。

誰かがインスタで上げていたレシピを試してみたり、すれ違った人の服を見て自分の服にも取り入れてみたり、そう言う「いいな」と思ったことを自然に自分の生活にも取り入れてます。

それは別に悪いことじゃないし、

真似されるということは、それだけ「いいね!」と思ってもらえてるということです。

そう考えたら、喜ぶべきなのかもしれない。

そう思えてきました。

誰かの目に触れている限り、そして誰かにいいなと思ってもらえる限り、真似されるのは必然です。

本当に真似されたくないなら、誰の目にも触れないように、誰にも話さないようにするしかないです。

でも、アイデアは、形にして初めて意味が生まれるので、それじゃ意味がないですね。

それに、真似されることを恐れて、何かを出し惜しみしていたら、やりたいことができなくなってしまいます。

真似されて、みんなに普及することで、社会がよくなる。

みんながハッピーになる。

極端な話、電球と言う誰か一人の発明を、みんなが真似して、改良してくれたおかげで、それを使う私たち多くの人がハッピーになってますよね。

そしたらそれってやっぱりいいことだなって思えると思うんです。

アイデアは、誰かをハッピーにするためにあるものだと思うから。

真似されても、負けなければいいだけ**

今書いたように、真似されると言うことは、避けようのないことです。

じゃあ、たとえ真似されたとしても、自分がそれに負けなければいいだけのこと。

自分が良いものを世の中に生み出していたら、それでも市場はそれを選んでくれます。

そうでないのなら、素直に負けを認めるべし。

そしてまた、より良いものを生み出せばいい。

それだけです。

アイデアを真似されたことが原因で負けてしまったとしたら、それも自分の失敗です。

次からそうならないよう、気をつければいいんです。

(法律や契約に違反したり、著作権侵害された場合などは別ですが)

真似されたことを嘆いても、それが返ってくるようなことはありません。

追いかけるのを止める権利も、文句を言う資格もありません。

だったらもう前を向くしかないです。

ただ、自分が負けないようにすればいいだけのことです。

原体験は、他者には盗めない

アイデアにはインスピレーションとなった原体験が必ずあるはずです。

あの社会問題を解決したい!とか、

困っている人を真近で見たとか、

こんなものがあったらいいなって日頃から思っていたとか。

その原体験が違えば、例え誰かにアイデア自体を真似されたとしても、自分がやったのと全く同じにはできないはずです。

誰かのインスピレーションやアイデアのきっかけにはなるかもしれないけれど、完全にパクれるものではありません。

過去や日々の経験、人との出会いから培った原体験は、決して他人にはパクれないんです。

もしそういう思いや体験なしに、他人のアイデアのうわべ、要はやっていることだけを真似したとしても、いつかは枯渇します。

その人にはその人の泉があるはず。

だから自分だけの泉を見つけないといけないし、

誰かの真似をしたとしても、その人はその人なりの原体験と織り交ぜて、自然と自分の泉にしてしまうと思うんです。

例え真似されても、きっと私が形にした時とは違っているはず。

そうなったら、もうその人のものだし、それが成功したのなら、それはその人の実力です。

真似をして改良して、そして成功できるのは立派な才能です。

大事なアイデアをパクられないようにすることはもちろん大事だけど、そこだけに躍起になったり、

真似されたくないからといって出し惜しみしたりするのではなく、

自分の強みを磨くこと、刺激的な経験をたくさんすること、心が動く瞬間をたくさん生きることに専念して、そこから得た原体験を元に思いついたことを、誰にも負けないくらいの行動力で、形にしていけばいい。

そう思い直しました。

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