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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

知り合って間もない人から、食事やサークルに誘われた時、どうしますか?慎重なタチの私は一瞬「どうしよう?」と立ち止まることが多かったです。

同席している人はどんな人なのか?
どういった趣旨で集まっている人達なのか?
そこへ私が入って、輪を乱すようなことはないのだろうか?
何より、自分が楽しめるという保証はあるのだろうか…?

そこで参照するのは、過去の似たような状況の記憶です。
大抵は、あまり良くない感情が伴っている場合が多いその記憶に照らし合わせて、
「またあの状況に陥るのは嫌だな」
と、まだ見ぬ場と人々を想像して、断ってしまうことがしばしばありました。

今となっては検証のしようがありませんが、それで失ったチャンスや出会いをフイにしたことも、少なからずあると思います。

自分の経験を元に物事を判断するのは至極自然なことですが、「自分の経験」自体が既に自分のフィルターを通して存在しているものですから、今の自分の枠外に出ることはない訳です。それで何事も判断していては、出会いや学びが拡がってゆくことはありません。

乗りかけた船には、ためらわずに乗ってしまえ。
イワン・ツルゲーネフ(作家)1818年11月9日生まれ

自分に合うか、楽しめるかは参加してから判断してみればいいのです。
想像していたよりも楽しめるかもしれません。世界が拡がるかもしれません。「乗って」しまわないと解らないことは、推測よりも遥かに多いものです。
どうしても「無理。」であれば、離れればいいのです。交わってもいいし離れてもいい、どちらでも自分で選べばいいのです。

そうした経験を重ねることで、「自分を信じる」という大事なことを強化していけるのではないか、と思っています。

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