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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

イライラ…クヨクヨ…ウジウジ…ドンより…気持ちが凹んでいる時、決まって起きることがあります。
「食べる」ことを、おざなりにする、です。

よくありがちなのが、やたら飲んだり食べたり、いわゆる「ムチャ食い」したり、お菓子ばかりとか非常に偏った食べ方をしたり、あるいはロクに食べないとか。
気持ちの凹みを、食欲で満たす、コントロールしようとしているんですね。

今は簡単に食べるものを手に入れることが出来るし、家にも何らかの食べるものが備えてあって、手を出しやすい環境が整っています。気持ちの凹みの当事者(人、とは限りませんが)に、直接訴えたり出来ない時に、安易で安全?な方法として「食べる」に走ります。

けれど、つかの間ムチャ食いして、ココロが落ち着くか?と聞かれれば…そうではない、ムチャ食いしたらその分のツケ…胃のムカつき、膨満感、そして体重増、それだけではなく「またムチャ食いしてしまった…」という、自己嫌悪感。そしてまたイライラ、クヨクヨ、ウジウジ…

気持ちの乱高下の代償を、食欲だけに委ねるのは簡単な分、危険だということですね。
一方で、お腹が満たされると気持ちが落ち着いて、快の感情が沸くのも事実。「お金や名誉といった欲は求めたらキリがないけれど、食欲は一定分満たされたら結構満足出来るからカワイイものだ」と発言した人もいましたが、ほどほどのところで落ち着かせられる欲でもあります。

イライラしていると、心だけを問題にしがちです。でも、そういうときにご飯をきちんと食べてほしいです。
岸朝子(食生活ジャーナリスト)1923年11月22日生まれ

気持ちが乱れるようなことがあれば、意識してちゃんとご飯を食べる、を習慣に出来ればいいですね。落ち着いて色合いや香り、季節感を感じつつ、ゆっくり味わって五感をフルに使って…「ごはんを食べる」という行動に集中していれば、お腹だけでなく気持ちも落ち着くし、結果的に「自分を大事にする」気持ちを育むことにも繋がっていくと思っています。

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