思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

社会に出て活動を始めてしばらくすると、世間から認識されている自分と自身で考えている自分の姿に、開きが生じることがあります。
人はいうのは勝手なもので、他人に「こうあって欲しい」と理想像を貼り付けることがあります。次第に「求められる」姿を演じるようになり、それが行き過ぎて破綻してしまうことも、度々起こります。

また「こうあって欲しい」と願っている人が、自分の願いから外れてしまうと、怒りを覚えて攻撃してくることがあります。余計なお世話なのですが、度を超した誹謗中傷に発展すると、その人を潰してしまうことも実際に起こったことです。

誰かの理想や期待に添うために頑張る…ある程度までは、それがモチベーションになることもあるでしょう。
けれど、そのことが自身の本質とかけ離れてしまい、自分自身を生きていない気持ちになるのは苦しいことです。

本当に破綻してしまう前に、「出来ないことできない」「苦しいことを苦しい」と、伝えることも大事なことです。

一度、どうでもええと思ったら、人間は強いです。できんかったらできん、
苦しかったら苦しい、とさらけ出したほうが楽です。
中川剛(漫才師「中川家」)1970年12月4日生まれ

「出来ます」というより「出来ません」という方が、勇気が必要だったりします。相手をガッカリさせるのではないか?という恐怖にかられて、そんなことをするぐらいなら…と、また自分で自分に嘘をついてしまう。

ごく親しい人から、自分の気持ちを試しに伝えてみましょう。
人は本当の気持ちを伝えてくれた人に対して、ココロを開きやすいもの。
案外「私もそうなんですよ」と、あなたの気持ちに寄り添ってくれたりするものです。
自分を信じることは、相手も信じることに繋がっていきます。

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