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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。

コミュニケーションの大切さを充分知りながら、家族に対しては真逆の態度を取っている、そんなことは少なくないようです。
「いちいち言わなくてもわかる」とか「察してよ」とか、近いパートナー関係程表情や態度で相手に解らせようとしてしまいます。

赤ちゃんの世話を考えてみましょう。
言葉がまだ未発達の赤ちゃんは、泣いたり身体をバタつかせたりして、親に自分の状態を伝えます。そうした様子を見て、親はお腹が空いているのかな?オムツが濡れているのかな?あるいはどちらも違うのかな‥と推測して、赤ちゃんの要求に応えていきます。

言葉がまだ使えない赤ちゃんだから、非言語のアピールが有効になるのに、いい大人が同じような戦略を使おうなんて‥ちょっと恥ずかしくはないですか?
「私はあなたのママじゃありません」

結婚生活のなかで夫婦に言葉がなくても、意志は通じると思うのは間違いである。言葉がなかったら男と女のどんな関係も成立するはずはないのだ。
森瑤子(作家)1940年11月4日生まれ

「外で散々気を遣っているから、家でも気を遣うようなことはしたくない」と、正論であるかのように言った夫。
話す気が起きず、溜息とか仏頂面で伝える・伝えないを曖昧にしている、あるいは察して先回りする=良妻と思い込んで疲労困憊の妻。

言葉で、大人らしく要求をシンプルに伝える。
外、職場ではいつも心掛けていることですよね。
言葉で伝え合わなければ解りあえません。
非言語で解らせようとしても、悲しいかな、赤ちゃんと張り合える程、もう可愛くはないのです(笑)

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